ホリスティックケア・プアマナの宇宙の法則・身体の法則 PART.28 その夏太り、夏バテ、夏だけではおわりませんよ!

夏の体調管理

横浜で女性のライフステージに合わせた鍼灸・美容鍼灸・疏泄マッサージの施術をさせて頂いているホリスティックケア・プアマナ(puamana)です。

夏になると体重が増える。暑くて体力も消耗し、汗もかいているのになぜ?と、いうご質問をよく頂きます。夏は「夏バテ」という言葉があるくらい、身体には負担が大きい季節であることは間違いないのですが、それでも体重が増えてしまうのは外気温が低いために身体が体温をあげようとする働きをする冬に比べて、基礎代謝が低下してしまうことが一番の原因です。その他にも夏バテを防ごうと栄養のあるものを食べるための体重の増加、冷房や冷たい食べ物や飲み物、発汗によってカリウムが奪われて身体がむくむ、などが身体の重さの原因になっている場合があります。

注意したい食べ物、積極的に摂りたい食べ物とは?

夏場においしいビール、アイスクリームはどちらも高カロリーな上に身体を冷やします。夏はそうめんや冷麦程度しか食べられない、と言いながら、ビールやアイスクリームなら口当たりが良いので「別腹」と摂取してしまうとそれらが原因で胃の調子も悪くしてしまい、結局ご飯はそうめんだけ。こうなると余計に体力も落ちてしまいますし、夏バテはしても夏太りは解消しない、という困った事態になってしまいます。

夏バテをしないためにも、肉類、豆類などのタンパク質、脂肪燃焼には欠かせないウナギ、豚肉、野菜などのビタミンB、水太りの元となるむくみを解消しスタミナの元にもなるホウレンソウ、ニンニク、ニラ、バナナ、アボカド、やまとイモ、などを積極的に摂るようにしたいですね。なお、ニラは生で食べた方がカリウムの含有量も多いので、たまにはそうめんの代わりに鶏肉の出汁に生のニラをたっぷりとのせたベトナム料理のフォーなどを食べてみるのも良いかもしれません。お好みでレモンを絞ればさっぱりと頂けるだけではなく、ビタミンCの効果で免疫力のアップにもつながります。

夏に代謝を落とさないための運動

夏太り、秋太り、冬太りのサイクルを作らないためにも、暑いからと言って運動の習慣を中断しないようにしたいものです。とはいえ、気温が30度を超えるような戸外での運動は熱中症の危険が伴うため厳禁。ウォーキングやジョギングを続けるのであれば、早朝や気温が下がった夜に行いましょう。その他、屋内でのスイミング、ストレッチやヨガなどなら夏でも続けることができ、夏太り、夏バテ解消のための体力作りもすることができます。

夏こそ質の良い睡眠をとるために

暑い夏こそシャワーだけではなく、湯船につかりましょう!と言われるのは、冷房で冷えた身体を温め、水圧などによってむくみを解消するだけではなく、実は体力の保持や気温差で酷使されている自律神経の働きを高めるためにも大切なことなのです。湯船で温まることによって得られる大きなメリットは質の良い睡眠。質の良い睡眠のためには深部温度の低下によって体温が下がることが欠かせません。夏に寝苦しいのは気温の上昇によって、睡眠前に深部温度が下がらないこと。入浴によって身体が温まり、その後の睡眠時に体温が下がれば、心地よい眠りにつくことができます。入浴後から睡眠までの時間は一時間程度が理想とされています。その間はお顔や身体のお手入れをして質の良い睡眠に入れるようゆったりと過ごしてください。

暑くて手を抜いてしまいがちな夏の間の食べ物、運動、睡眠。夏バテ、夏太りの予防をしは、そのまま季節の変わり目に大きく体調を崩さないための素地にもなるのです。