『心理セラピスト』が語る!「理性と感情」~理性的故に幸せになれない人たち~

『心理セラピスト』が語る!「理性と感情」~理性的故に幸せになれない人たち~

頭だけで考えすぎ?

みなさんは日々、「賢くなりたい」「頭がよくなりたい」「勉強ができるようになりたい」「計算が早くなりたい」「インテリになりたい」そんなふうに思っているのではないでしょうか。もちろん僕も思っています。では、何故そのような思考に至るのかということですが、ズバリ『生きやすさ』につながると信じているからですよね。賢い方が人生の様々なリスクを減らし、合理的に生きられるのではないか。そんなふうに思うと思います。

人間は優れた脳を持っているので、それをフル活用し、理性的に生きられたらそれこそ幸せではないかと思ったことはありませんか。

しかし!それは危険な勘違いなのです。確かに人間は優れた頭脳を持っています。知恵もありますし、学習する事で知識もどんどん蓄積されていきます。算数の計算も個人差はあれ訓練次第でスピードが上がって来るかもしれません。判断力も……と、言いたいところですが、理性だけを強化しても判断力は上がらないのです。パターン化された問題でなおかつ正解が用意された問題なら反復訓練によって正解に導く判断力もつきます。ただ、それは幸せに直結する判断力なのかと言われると「?」なのです。

そもそも幸せって何なのでしょうか。理性でしょうか。そうなのかもしれません。でも、しっくりこない。そう思いませんでしたか。このしっくりこないものって、つまり感情なのです。幸せは理解するものではなく感じるものなのです。
一流大学を出て一流企業に入って、周囲に「知的で良いわね!」と言われていたとします。確かに、ここまでは誰もがうらやむ幸せまっしぐらに見えるかもしれません。ただ、実際は会社という組織のなかにパーツとして組み込まれ、ノルマをこなし売り上げをアップさせることだけをゴール設定されてしまったらどうでしょうか。辛くても、休みが無くても、恋人や家族に「冷たい人」と言われても理性で淡々とタスクをこなしていたら本当にカッコいいでしょうか。本当に羨ましいでしょうか。どんな問題でも持ち前の頭脳や理性でクリアしていると言えるでしょうか。自分は何のために働いているのか。生きるために賃金を稼ぐ。もっとも理性的であり合理的ではないか。確かに、これも幸せの条件だと思います。ただ、この虚しさは一体何なのでしょうか。

本当の幸せのために大切なこと

人間は、ただ生きていれば良いわけではないのです。ドキドキワクワクしていたいのです。「快」の感情を得たいのです。もちろん人生にリスクはつきものですし不快なこともたくさんあります。それでも、最終的に「どんな気持ちで生きていたれたら幸せなのか」ということこそが、人生において最重要だと僕は主張しています。

そう書くと、感情だけで生きていたら世の中は渡って行けないと言われそうですが、その通りです。理性だけが頭の良さだなんて僕はひとことも言っていないのです。しかし、多くの人がそのような誤解をしているのです。人間の頭の良さを、脳を使いこなすことだと仮定するならば、合理的な理性だけではなく本能的な動物的な感情もとても重要なファクターなのです。

双方を上手に使いこなしてこそ、本当の意味での判断力も上がるのです。そして人間として生まれて来た、人間としての幸せを得られるのです。僕たち現代人は、ついつい理性に偏ってしまいがちです。そのように教育を受けているからなのかもしれません。しかし本当の賢さは、理性と感情の両方を使いこなしてこそ得られるのです。次の世代では「そんなの当たり前だよ」と言われるような基盤を今こそ、一緒につくって行きましょう。

 

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