アラフィフは二度目の青春!更年期を明るく乗り切る方法!PART.1

「今夜もホットフラッシュ」

更年期と楽しく付き合う

更年期障害はホルモン分泌が減ることで起きる過剰反応や衰えのこと。病気ではありません。生活習慣の見直しや、ストレス発散の方法を見つけることで楽になることも。とはいえ、更年期障害は重い人と軽い人の差が激しく、重い人にとっては生活に支障が出て物凄く辛く感じてしまいます。7月12日発売のコミックエッセイ「今夜もホットフラッシュ」の著者青沼貴子さんも、重い更年期を過ごしている一人。更年期の辛い症状を笑い飛ばし、楽しく明るく過ごすコツをお聞きしました。
今回はインタビューPART.1をお届致します。

編集部(以下編):この本を執筆されたきっかけはなんですか?

青沼貴子(以下青):以前メディアファクトリーさんで書かせて頂いた時、一話だけホットフラッシュの話を書いたんです。おもいがけず読者さんの反響が大きかったので、更年期の話を書いてみませんか、と言う話を頂くことになりました。

そのときは更年期まっただ中でとても辛い状態だったんですが、書くことを決めました。そこで、20年くらいつきあいのある女医のお姉さまがいるんですけど、そのお姉さまに最初に取材に行くことにしたんです。マニュアル本にはしたくなかったんですけど、やはり医学の裏付けは必要ですから。

私より、ちょっと年上のお姉さまなんですけど、更年期に対する枯れるとか老化とか、そういうイメージを真っ向から否定するお姉さまなんです。更年期は「さなぎから蝶に生まれ変わるのことなのよ!」とかマジに言われて。

編:あのセリフは女医さんご本人のものなのですか?

青:そうなんです。脚色ではないんですよ。お姉さまのすごくポジティブな姿勢には本当に励まされました。そのお姉さまは、漫画がすごく好きなんですね。頭は良いんでけど。。。あ、いや、漫画好きは頭が悪いという意味ではないんですよ(笑)
お姉さまの方からつまらないマニュアル本にはしないでほしいし、とても楽しみにしてる、すごくおもしろい本なんでしょうね!とプレッシャーをかけられました。

編:「さなぎから蝶」発言も衝撃的でしたが、更年期を受け入れることで一番大事なことは、「老いを受け入れること」という名言も心に響きました。

青:お姉さまからうかがったんですけど、俗に言う美魔女の方には更年期が重くなる方が多いらしいんです。老いを受け入れていませんから。なるほどな、と思って。そこでそんなに美魔女ってかっこよくないのかもな、年齢を受け入れて、明るくしていたほうがいいのかな、と思いました。老いに対してカリカリして更年期が重くなっちゃうのは避けたいですよね。

編:先生がイライラして本を壁に10冊連続でぶつけるという激しいシーンがありましたが。

青:ホルモンの仕業ですから!私が悪いわけではないんです(笑)。更年期のホルモン異常でやったことなんですけど、そういえば子どもがうんと小さいときも、歯止めがきかずこういうことをしてしまってましたね。子どもに手をあげるよりはいいかな、って思って。とても懐かしく思いながら本投げていました(笑)

PART.2へつづく


「今夜もホットフラッシュ」
作者:青沼貴子
出版社:メディアファクトリー
出版日:2013年7月12日
価格:950円(税別)

「今夜もホットフラッシュ」を抽選で2名様にプレゼント!
https://www.el-aura.com/present/