「摂食障害を治すために……」~マクロビオティック食事療法の一例~

摂食障害を乗り越える

みなさま、こんにちは。みなさんは今、本当に健康ですか? 心も身体も健全に過ごせていますか?

精神疾患の最たるものであり、代表的な症状と言われる「摂食障害」。実は私自身、20代から30代半ばまでにかけて悩まされ続けました。油断するとすぐに「拒食」「過食」を引き起こし、食べ物への呪縛から逃れられなかったのです。

もともと子供の頃から、ちょっとしたストレスなどを「食べること」で解消するタイプで、ただ私が唯一救われたのは、「まずいものがキライ」「甘いものがあまり好きではない」という性分だったからでしょう。

拒食や過食にも様々なパターンがあるとは思いますが、
・常に過食か拒食の状態
・時折、もしくは折に触れて、拒食か過食になる

という大きな2パターンがあり、私は後者でした。ですので、食べ過ぎたことを嘔吐してなかったことにする、という症状はなかったのです。

また、私個人の場合では、禁酒はできていなかったものの、生まれてこのかたタバコは吸ったことがなく、妊娠が怖くて、また、男性というものを信じることができなくて、男性とお付き合いすることも、性交渉も長年避けていました。結果として、このことが有効に働き、一時的な禁酒や食事制限のみで、健康を取り戻すことができたのです。

ただ、その過程でさまざまな出来事は起こります。それまで「友人」だと思っていた人々の多くは、実は「友人」ではなかったということもありました。私が拒食や過食や体調不良になった時に、黙って見ていた人たちです。私が病人だとわかっていて、私をだましていた人もいたのです。

拒食や過食を乗り越えると、またはその過程で、それまでの人生が次々とフラッシュバックされます。だまされていたことに気付いたり、むしろ逆に、だまされたと思っていたけれど、実はとても私を信じていてくれた、大切にしてくれていた、などなど、人生の逆転現象のようなことも起こるわけです。

正直に言って、摂食障害を、精神疾患を治すのは、本人にとって、とてもつらい作業です。
摂食障害では「食べるのも呪縛」「食べないのも呪縛」なのです。
それでもどうか、それまでの人生をすべて失ってでも、未来へ希望を持ってください。
たとえ多くのものを失ったとしても、治ってしまえば、今までとは比べられないほどの多くのものを得ることができます。

「絶対に治して幸せになるんだ」
「こんな不安だらけの人生とはオサラバして幸せになるんだ」
「幸せに長生きしたいんだ」

どうか夢をなくさないでください。
応援しています。

以下、先日TwitterとFacebookにあげたものです。
ご参考になればと思います。
ご一読ください。

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「摂食障害やうつを治すために。」

マクロビオティックは有効に使えます。
ただ、それ専門のセオリーがあり、
ネットはもちろん文章でも簡単には解説できない。

ただまず言えることは、
摂食障害患者や精神疾患患者の方は、ごはんをよく噛んでゆっくり食べる習慣をつけること。
お菓子やジュースは減らすこと。
そして、摂食障害患者さんも精神疾患患者さんも、禁酒禁煙を守ること。
食事の時間を決め、守る習慣をつけること。
カフェインや白砂糖の多量摂取を避けること。
本能のなかでは睡眠を優先させること。

治るまでの辛抱。
治れば自由な人生が待っている。
(転載ここまで)
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すべてはあなたの人生を応援しています。
愛と感謝をこめて。