ダウジングヒーリングの可能性を探る~最先端!ワールド・ダウジングレポート PART.1

イギリスでダウジングの可能性に出合う

日本ダウジング協会®会長の加藤展生です。今後、ダウジングに関する情報などをお伝えしていこうと思います。5月の終わりから6月の上旬にかけてイギリスに行き、イギリスダウザー協会 British Society of Dowsersを始め、ダウジングに関わる人たちを訪ねて意見交換をしてきました。

 

イギリスダウザー協会は、大変理想的な大自然のなかにあります。また牧場に隣接しているので牛の鳴き声が聞こえるような場所です。また、関連資料などが豊富にあり、閲覧させていただきました。

さて、ダウジングというと皆さんはまず何を思い浮かべるでしょうか?
天然石のペンデュラムを思い浮かべ、ヒーリングディバイス、レメディ、クリスタルの選択に使うものだと思うかもしれません。L字の金属を持ち水脈探しをすることを考える人もいるかもしれません。あるいは、ロト6を当てるための占いに使うものだと思うかもしれません。

もちろん、その通りなのですが、世界のダウザー達が最先端で行っていることは、皆さんが想像していることとちょっと違うかもしれません。今日はその辺のお話をさせてもらおうと思います。まず、ダウジングの道具は木の枝から始まり、木や石のペンデュラム、そして、より正確さを求めて金属のペンデュラムができました。

ペンデュラムというと実は金属が基本です。天然石のペンデュラムを想像する方が多いと思いますが、それはクリスタルヒーリングの応用として後で生まれたわけです。ここは、意外かもしれません。昨今、クリスタルディーラーによってクリスタルのペンデュラムが多く販売されて普及したため、クリスタルのペンデュラムが基本だと一般的に思われるようになったのでしょう。

まず、ダウジングは生きるために水を探すことから始まりました。今とは違い、かつては水が容易に手に入らない場所に生きる人も多く、それはとても重要なことでした。土地の下に水脈があるとエネルギーが変わりますのでそれを感知していたわけです。そして、これは更なる可能性を生み出しました。
「鉱物が下にある時も、同じように感知できるのではないか?」
「探している物はすべて、それが何であれ、そのエネルギーさえ繋がれば感知することができるのではないか?」。

まさにそのとおりで、さまざまな、「感知する」タイプのダウジングが広がっていったのです。そして、その次の展開は、ダウジングをするものなら知らない人はいない、伝説のフランスのダウザーである「Abbe・Mermet」の言葉に集約されます。

「土地の下の隠されたエネルギーや物質を感知できるなら、動物や人間の隠されたエネルギーコンディションを探知できないはずがない」。

これが、ヒーリングダウジングの始まりです。かつては「メディカルダウジング」
という呼ばれ方もしていました。
人や動物のエネルギー的な不調和を探知するだけではなく、それを整えたり、バランスを取るためのツールとしての活用もしたいと思うようになりました。
つまり、「エネルギー分析とバランス」、これをダウジングによって行うようになりました。
これが、「ダウジングヒーリング」です。

方法の大同小異はあるものの、同じ原則に基づいて世界中のダウザーがダウジングヒーリングを行っています。

現在は、飲むための水を土地の下から探すためにダウジングをする人はあまりいません。
水が飲みたければコンビニに行って水のペットボトルを買えば済みます、特にダウジングロッドがなくとも一瞬で水は手に入るのですから。

現代では、人や動物のエネルギー調和をするダウジングの方が、ニーズが遥かに多くなり、そちらが、現在のダウジングの主体となりました。これが、「Dowsing for Health」と呼ばれる現在のダウジングの主流の分野です。

しかしながら、飲み水は簡単に手に入りますが、実は水脈のダウジングは今でも頻繁に行われています。それは、なぜでしょうか?

次号ではダウジングヒーリングをさらに展開させた現在のダウジング界の動きについてお話ししたいと思います。

■日本ダウジング協会® 加藤展生さんが「癒しフェア 2013 in TOKYO」に出演決定
http://a-advice.com/tokyo_2013/guest/katonobuo/

■日本ダウジング協会®
http://dowsing.jp/