七夕~天の川に願いをのせて~

七夕~天の川に願いをのせて~

実はアジア圏で親しまれている七夕の節句

七夕は季節の節目を祝う「節句」として、ひな祭りや端午の節句と共に古くから知られているお祭り行事です。七夕は日本だけではなく、発祥は中国らしいですが、台湾、韓国、ベトナムなどアジア圏でも行われているインターナショナルな行事でもあります。幼い頃、織姫と彦星のお話を聞いたり、「たなばたさま」の歌を歌ったり、短冊を飾ったりしましたよね。季節のイベントとして多くの人に親しまれているので、この季節になるとデパートやスーパー、図書館など、様々な場所で七夕の飾りを目にしますので、とても風流な感じがします。私はお店などに飾られている短冊をこっそり読むのが大好きです。みんな夢があって本当にステキですよね。今回は七夕のあれこれについてお伝えしようと思います。

【笹の葉】
笹の葉は、あまり知られていませんが先祖の霊が宿ると言われています。今でこそ、クリスマスがプレゼントを貰える日と思われているように、七夕も願いを届ける日と思われがちですが、実は七夕はお盆行事の一部、つまり先祖供養のイベントでもあるのです。
普段、あまりお墓参りに行けない人などは、笹の葉を飾って故人を偲ぶのも良いかもしれません。先祖あっての自分ですものね。織姫、彦星と先祖供養って少々イメージが連想しづらいですが、ぜひ覚えておいて下さいね。
※特定の宗教を推奨しているわけではありません。
また笹の葉は舟の形にも似ているので天に願いを届けてくれそう…なんてイメージもあるようです。他にも笹は邪気を払う力があると言われています。なんだか万能な滅茶苦茶縁起良さそうな植物ですよね。単なるパンダの餌ではなさそうです。

【短冊の色】
「たなばたさま」の歌にもありますが、短冊の色「五色(ごしき)」は中国の陰陽五行説に由来しているそうです。陰陽五行とは、簡単に説明すると、宇宙レベルから人の事にいたるまでの全ての現象を説明しようとする理論。つまり、すべてを司っているということです。それを「木、火、土、金、水」という区分に割り当てているのですね。


↑このような図をどこかで見たことがあると思います。

ちなみに、対応する色ですが、五色で「木=青・火=赤・土=黄・金=白・水=黒」を表しています。人の守るべき五つの徳、「仁・礼・信・義・智」の意味もあるとされています。もしかしたらそのうち『七夕戦隊★タンザクジャー』とか戦隊ヒーローが出てくるかもしれませんね。それはそうと、そう考えると七夕といえば『天の川』のイメージが強いですが、これは宇宙規模のイベントだよと言う象徴なのかもしれませんね。

さて、いかがでしたでしょうか。もしかしたら七夕の規模の大きさにイメージがかなり変わった方もいらっしゃるかもしれません。

そして、いよいよ七夕ですが、あなたの夢が天に届きますように。