梅雨はカビを思い出す。ならば、やっておきたい洗濯槽のカビ取り!

カビだらけ!? 洗濯槽の裏側知っていますか?

雨が多くジメジメした日が続きますね。こんな季節に必ず思い出すのが、「そうだ、洗濯槽のカビ取りしなくちゃ!」ということ。 最近は洗濯機のCMなどでも、“自分で自分を洗う洗濯機”というフレーズが出てきていますが、実は洗濯層の裏側ってすごくカビがつきやすいんですよね。実際、ドラッグストアのさまざまなカビ取り商品があるなかでこの時期は、洗濯槽のカビ取り洗剤が比較的目につきやすい場所に陳列されています。ネットで、「洗濯槽 汚れ」と検索すると、出るわ出るわ、衝撃的な洗濯槽の裏側。

「え~、あんな状態で洗濯したってキレイになるわけないじゃん!」
潔癖症の方なら、洗濯機を叩き壊してしまうかもしれませんね……。

さて、そこで洗濯槽のカビ取りです。皆さんはどのくらいの頻度でされていますか? 理想的なのはどうやら2~3カ月に一度くらいはした方がいいみたいです。最低でも半年に一回くらいでしょうか。でも、ついつい忘れてしまうわけです。

洗濯槽が汚れて来た合図としては、

・洗った洗濯物や洗濯槽から嫌なニオイがする。
・時々選択ものに、黒いカスのようなものがついている。

といったところでしょうか。

私の場合、すでに一年経過……。もう思い出したらいてもたってもいられません。市販の洗濯槽クリーナーのようなものはたくさん売られていますが、やっぱりできるだけ自然に近い物を使いたいという時に便利なのが「酸素系漂白剤」。重曹やクエン酸とともにナチュラルお掃除の必需品でもあります。

洗濯槽の洗い方は簡単。
洗濯機にすでに、洗濯槽掃除コースなどがある場合はそれを利用しましょう。ポイントは、お湯はぬるま湯であること。
酸素系漂白剤は、一般的な塩素系漂白剤よりも漂白力が穏やかで日々のお洗濯やお掃除にも活用できるので持っておくと便利です。ただし、どこでも売っているというものではないので、大手ドラッグストアをめぐるよりは、オーガニック系の日用品の取り扱いがあるスーパーや通販でゲットするのが早そうです。そして、塩素系ではただ溶けるだけのカビも、酸素系漂白剤をつかうとはがれるように落ちるし刺激も少ないまさに一石二鳥です。

これは口コミですが、市販されている塩素系の洗剤は、カビを溶かすだけで全部が溶けて流れるわけではないので、汚い状態が残ってしまうとか。酸素系漂白剤はできているカビを溶かすのではなく、物理的にはがすので見た目にもわかりやすく達成感があるようですね。

洗濯槽の最高水位まで30~40℃くらいのぬるま湯を入れたら、酸素系漂白剤を300~500gドバっと投入します。量は洗濯機の容量によっても変わってきます。買われた洗剤にも書かれていると思いますのでそちらを参考にしてください。
酸素系漂白剤を入れたら、あとはひたすら放置。半日から一日かけてじっくりと酸素系漂白剤に働いてもらいます。
ぬるま湯を使うことで、活性酸素を発生させ汚れを落としていきます。冷たい水では活性酸素が発生せず、熱湯では一気に発生してしまうので効果が薄くなってしまうとか。

一日経ったら、プカプカとはがれおちたカビが浮いています。毎回洗濯槽を掃除するたびに、ゾッとする光景です。
あとは浮いたカビがきちんと流れるまで何度か空の状態で洗濯機を回したら終了。人によっては浮いたカビはすくい取ってからすすぐ方もいるようです。その方が確実に排除できそう!

雨でせっかく時間があるのにお出かけできないという時に、ぜひ洗濯槽をキレイにしましょう。しばらくやっていないという場合は、洗った洗濯物の臭いが変わるかも!?
今回、私が使用したのは太陽油脂さんのパックスナチュロン「洗濯槽&排水パイプクリーナー」。こちらは、酸素系漂白剤に重曹、石けんも加わって、パワフル。排水溝のお掃除などにも使えるそうです。