虫歯の法則~99%の幸せを見つめてみよう~

99 %の幸せと、1%の不満

みなさん、幸せですか?
今日はね、『虫歯の法則』っていう話しをしようと思っているの。この話はね、きっと皆さんがこれまで聞いたどの話しよりも素敵な話で、一生忘れない講話になると思っているんです。

でね、この話しを聞けて良かったな~って思ったらね、あなたの周りにも話してあげると良いよ。それだけで、この話しをしてよかったなぁって思えるからね。

じゃぁ、話しますよ。
虫歯の法則。虫歯ってあるでしょ?
みつろうは、生まれてこの方、歯医者ってものに行ったのは数回しかないの。
先日ね、上の奥歯が少ししみたの。
でね、その時、
「あぁ、これは、物凄いメッセージを神さまからいただけたなぁ」って感謝したの。
ていうのもね、歯医者に行って、みなさんは、お医者さんになんて言う?
「奥歯が痛いです」って言うよね?
だけどね、その時あなたが、痛いと思っている歯は、1本なの。

人間ってやつはねー、32本歯が生えているの。
老いも若いも、みーんな平等に32本の歯があるの。
32本も歯があるんだよ?
それなのに、
「今日はどうされましたか?いま、あなたは、どういう状態ですか?」
ってお医者さんに聞かれて、
「わたしは31本の歯が健康だから、幸せです」とはだれも言わないの。
「1本の歯が痛いんです」としか言わないの。

だってそうでしょう?
32本も歯があるんですよ?
今日、あなたはどういう状態ですか?って聞かれてるのに、99%の幸せを差し置いて、1%の不満を口にするの。

ひょっとしたら、皆さんのなかには、こう思われる人も居るかもしれないよね。
「歯医者に行ったんだから、虫歯の方を報告するのが当然です」って。
それって、本当にそうだと思うの?当然かな?
違うと思うんだよね。
これはね、一種の洗脳なんだよね。常識という名の、洗脳教育なんだよね。
現状の不幸なことを語らないといけないって、教えられているの。不満を言いなさいって、教えられているの。

31本も健康な歯があるのに、どうして、たった1本の痛い歯に意識が行っちゃうんだろうね~。人間って不思議だよね~。
でね、この『虫歯の法則』はね、なにも虫歯の人にだけ現れる法則じゃないの。
みんな、いつでも、「虫歯の法則」に従って生きているんだよね。
あなたの身の周りを見てごらんなさいよ。
99%(31本)の幸せがあるのに、11%の不幸を探し出そうとしている人がたくさん見えるはずだよ。

だからね、今日からは、あなたには『虫歯の法則』にとらわれない生き方をして欲しいと思って、今日この話しをさせていただきました。
(数日後、とある歯医者にて)

Dr.みつろう
「今日は、どうされました?」
「32本の歯が、健康なんです。」
Dr.みつろう
「なら来ないでください。せめて、一本痛んだ時に来てください!」