【梅雨のセルフコントロール術PART.3】アロマで質の良い睡眠を♪就寝1時間前のオススメ習慣

こんにちは!植物のチカラであなたの美力をアップ♪ アロマ&ハーブ美容研究家オノエリです。東京は梅雨の中休みで過ごしやすい日が続いています。今回も前回に引き続き、季節に体調や気分を左右されず、毎日を健やかに美しく過ごす【梅雨のセルフコントロール術】をお伝えします。

睡眠時間の長さよりも、リラックスが大事

よく“睡眠はしっかりとっているはずなのに疲れがとれない。”とおっしゃる方がいらっしゃいます。睡眠時間を長くとると疲れがとれるという場合も多いのですが、実は睡眠時間は長ければ良いというものではないのです。大切なのは、朝起きた時の目覚めがスッキリ!と気持ちの良いかどうか。あなたの睡眠の「質」が良いものかどうかです。

今までご紹介してきたように、梅雨の季節は自律神経が乱れることにより体調や気分がすぐれないと訴える方が多くなります。私たちの体温調節、ホルモンバランスの調整、内臓の働きなどは自律神経によりコントロールされ、睡眠もその一つです。とても疲れているのに寝つきが悪い、すぐ寝ることはできるけど朝までに数回目覚めてしまうという時は、リラックスする時に優位となる自律神経の副交感神経が優位になるべきなのですが、交感神経が優位となっていることが多いのです。脳や身体がゆっくりとリラックスしたい時なのに、交感神経が優位になっており、脳が活動的になってしまっているといった状態です。

ぐっすり眠ってスッキリ目覚める就寝前の習慣

寝つきを良くし、朝までぐっすり寝る、そして朝の目覚めをスッキリ!とするには自律神経のバランスを整えることが大切となります。それは、就寝前の習慣を変えることで簡単にできちゃうのです。

ポイントは、就寝1時間前にリラックスする環境を整え、副交感神経を優位にさせてあげること。リラックス効果のあるエッセンシャルオイルがたくさんありますので、下記の習慣とエッセンシャルオイルをセットで習慣とするのがオススメです♪

★就寝1時間前にオススメの習慣★

1. TVやパソコンを見ない。⇒目を休める。凶悪ニュースなどで気分が悪くなるのを防ぐ。
2. ぬるめのお風呂にゆっくり入る。⇒高温のお風呂は交感神経を優位にさせてしまう場合があります。
3. 自分が心地良いと思う音楽、読書をする。⇒好きなことをしていると自然と脳のストレスが和らぎます。
4. ストレッチで身体をほぐす。⇒身体の緊張をゆるめます。
5. 3分間深呼吸をする。⇒脳からα波がでてリラックス状態となります。
6. アロマ(香り)を楽しむ。⇒香りで脳と身体の緊張をほぐします。

★副交感神経を優位にさせてくれるエッセンシャルオイル★
ハーブやウッディーな香りは心を穏やかにし、リラックス効果があります。ラベンダー、ローズウッド、フランキンセンス、シダーウッド、サイプレス、カモミール・ローマン、ジャスミン、ネロリなど。

喘息がある方は、上記のエッセンシャルオイルを使用すると気管が狭くなり発作を起こす可能性があるため、下記の精油がオススメ。使用する前に必ず香りを嗅ぎ、好きな香りをチョイスしましょう。

≪喘息の方にオススメのエッセンシャルオイル≫
ペパーミント、ユーカリ、ティートゥリー、ジュニパーなど。

*妊娠中は使用禁止のものもありますので、妊娠中は必ず専門家にご相談ください。
*2は、エッセンシャルオイルをお風呂に数滴たらす(荒塩をまぜてもオススメ)。1,3,4,5については、アロマランプやディフューザーでお部屋にエッセンシャルオイルを噴霧します。ティッシュに数滴たらしても香りを楽しめますよ♪

 
この習慣は、季節を問わずいつでもオススメですが、特に梅雨の季節に不調となる場合はこの習慣を心がけると良いでしょう。アロマと共に質の良い睡眠を確保することで、自然とあなたの美力もアップしちゃいますよ♪