ブータンしあわせ便り第31稿「ま」~「まつたけ」

ブータンしあわせ便り第31稿「ま」~「まつたけ」

ブータンの主食とまつたけ

ブータンの首都ティンプーはいまさわやかな初夏を迎えています。日本が徐々に蒸し暑くなるこの時期ぐらいにブータンに行くと最高にすがすがしい季節を謳歌することができます。

さて、ブータンの主食はお米です。そばの実を使用し、山椒をたっぷり効かせた料理もあったり、大根の煮物なんかもあったりと、なんだかアジアってつながっているな~としみじみ感じる時がありますが、この時期のブータンの名物(?)いえば!「まつたけ」!!です。

どうして「?」がつくといいますと、ブータン人はほとんどまつたけを食べません。別名「仏様の耳」というぐらいですから、ブータン人には食べがたいのかもしれません……。日本では、高価すぎてなかなか普段の食卓では味わう事ができないまつたけですが、この時期ブータンに行くとたっくさん味わえます!

私はいつも日本から、「おじさんに頼んでいてね~」と友人にお願いし、空港から首都までの道沿いで農家の方々が山から採ってきてくれたものすごく新鮮な、そして巨大なまつたけを、コーヒー豆を入れるような袋にどっさり車に載せ、滞在先まで行きます。

このコーヒー袋に入った数キロのまつたけは交渉の値段が必要です。日本円で2000円もお渡しすれば、農家のおじさんはそれはそれはもう喜んで、「今度はいつにする?」なんてことになります。ブータンのまつたけは、日本のまつたけのように香りはあまりありません。香りがない分、たくさん食べることができます。とにかく大きくて安い! それに農家のおじさんが山に入って採ってきたものは、もちろん無農薬! おいしいです!!

私はまつたけご飯や、茶わん蒸しをよくふるまいました。そして3食まつたけづくし!のしあわせな時間を味わえるこの時期は本当に嬉しく、最高の時間です。

今の時期ツアーにいくと、必ずといっていいほど、まつたけが食事に入っていたりします。もしない場合でも、道端のおじさんやホテルの方に交渉して、是非是非、「まつたけ食べたいな~」と伝えてみてください。時々、バスが通る道の野菜売り場にも置いてあったりするので、のぞいてみてはいかがでしょうか?

日本にもブータンのまつたけは輸入されていますが、鮮度が命、そして輸送コストのため、日本ではかなり高価であまり出回っていません。一度、「まつたけビジネスを一緒にしよう!」と言われたことも。でもとんでもない、距離がある分、そして新鮮な食品のため、コストと技術がかかりすぎ採算はなかなか合いません。中国や、韓国にもまつたけはたくさんありますし……。

是非、この時期ブータンを訪れる方は、ブータンまつたけを! また、「食べ逃した!」という方は、首都の時計台色場のスーパーに行くと、乾燥まつたけが販売されています。私はいつもお土産はこれ!!

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