『心理セラピスト』が教える!「隣の芝生」~自分の芝生の質を向上させよう~

『心理セラピスト』が教える!「隣の芝生」~自分の芝生の質を向上させよう~

隣の芝生はなぜ青く見えるのか?

僕は……公の場で言う程の事ではないのですが、貪欲な人間です。今でこそ「物欲ないよね」とか「悟っているね」と言われるようになりましたが(※実際はそうでもないです)、過去を振り返ると、自分以外の人が羨ましくて羨ましくて仕方ありませんでした。隣の芝生が青く見えるんですよね、何故か。そんなわけで、今回は青く見える「隣の芝生」について一緒に考えていきたいと思います。

誤解のないようにあらかじめ言っておきますが、欲を持つのは良い事です。人に憧れるのも良い事です。物欲もあって構いません。「あの人はお金持ちで良いな」とか「あの人はモテて良いな」とか「あの人はスタイルが良くて良いな」とか「あの人は友達がいっぱいいて良いな」とか思ったことがあると思います。僕も今でも思うことがあります。しかし、羨ましいという感情を否定するつもりはありません。羨ましいというのは、つまり憧れだったり理想だったりするのです。

ここで大事な事は嫉妬したり、卑屈になってふてくされたりしないことです。よく「隣の芝生ってね、青く見えるものなんだよ……」と言ったりしますが実際に青い人もいるので必ずしも「青く見える」のが間違いであると決めつけるのは早計です。ここで意識して欲しいのは色ではなく質です。

どういうことかというと、たとえば「あの人はお金持ちで良いな」と思った時、お金がたくさんあることが羨ましいわけですよね。自分よりお金をたくさん持っていたら「青い芝生」であることは事実です。では、相手がお金持ちなのは一族が悪い事をしているから儲かっているだけだったとしたらあなたは本当に羨ましいでしょうか。これを羨ましいと思う人は、おそらくこの記事を読んでいないと思います。

「あの人はモテて良いな」と思った時、異性がたくさん自分の元に集まって来ることが羨ましいわけですよね。では、異性が集まって来ても、自分の好まない、どちらかといえば苦手なタイプが言い寄って来たら嬉しいでしょうか。折角の好意そのものは嬉しいですが、本音を言えばあまり嬉しくないと思います。よく「彼氏欲しい」とか「愛されたい」とか言う人がいますが、好みじゃない人に告白されると「自分が好きじゃない人に好かれても嬉しくない」とか友達に愚痴ったりしませんか。

他人をうらやむ前に自分の芝生を見つめなおす

つまり、事実を客観的に分析する事が大切なのです。本当に羨ましい状態なのかどうか。これを確認しないで羨ましがっていると、言うなれば妄想に嫉妬したりして苦しんでいるようなものです。それでは悲しすぎます。くれぐれも「青い芝」どころか「枯れた芝」の人を探して「私の方がマシよ……」なんて思ったりしないでくださいね。余計に惨めです。

では、本当に品質も状態も良く理想的な青い芝生の持ち主がいたらどうすれば良いか……。

簡単です。素直に憧れれば良いと思います。そして、恐れずに聞いてみれば良いと思います。メソッドでもノウハウでも。もしかしたら色々と協力して貰えるかもしれません。教えて貰えなかったにしても、自分なりに参考にして研究して見ても良いと思います。何かしらヒントを得られると思います。そうしたら自分自身という<土壌>を改良してみましょう。土を改善するのは簡単ではないかもしれません。もしかしたら長い時間が必要かもしれません。しかし、根気強く改良し続けることで、きっと単なる青いだけの芝生ではなく、ハイクオリティの理想的な芝生が育つハズ。そしたら、自分の芝生に憧れてくれる人が現れたらぜひ、それを教えてあげて下さいね。