世界遺産登録間近! まさに日本最高峰のパワースポット・富士山

ほぼ確実!? 現在審査真っただ中の富士山世界遺産登録

富士山が世界遺産に登録されるか否か。カンボジアの首都プノンペンで世界文化遺産登録を震災するユネスコの第37回世界遺産員会が開幕。ほぼ確実に世界遺産登録が決まれている富士山の審査は今日から週末にかけて行われる予定だそうです。日本の世界遺産登録は2011年に文化遺産として登録された岩手県の平泉と、自然遺産の小笠原諸島以来となります。

富士山は、日本最大のパワースポットとも言える日本人の魂に深く根付く場所。信頼万象、八百万に神を見出す日本人の信仰感の象徴ともいえる山ですよね。今回は、富士山を含む文化遺産と自然委細、複合遺産など合計でおよそ30件が対象となるそうです。

そんな富士山の世界遺産登録を願って、ユネスコに退出した書類にあげられいている名勝や史跡、そしてそのパワーを改めて学んでみましょう。

なぜ、富士山がパワースポットと言われるのか?

富士山や、静岡県と山梨県にまたがる活火山。2011年の震災以来、その噴火の可能性も言われていますが、気象庁による現在の噴火危険レベルは平常時に相当する「1」と発表されています。富士山と言えば、富士山そのものを浅間大神として神格化した浅間神社がおなじみですが、もともとは富士山の噴火を鎮めるために建てられたものだったそうです。

富士山のふもと周辺にある浅間神社のなかでも、静岡県富士宮市にある、「富士山本宮浅間大社」は全国約1,300社ある浅間神社の総本社。富士山信仰の中心地であり、主祭神は木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)で、別名:浅間大神(あさまのおおかみ)。美しい朱塗の社殿や、境内には富士山の雪解け水が湧く「湧玉池」があるなど、富士山の恵に預かれる神社。また、富士山の8号目以降は、この浅間大社の奥宮の境内地となっており、その広さは約120万坪。奥宮や、久須志神社などが鎮座するほか、金剛杖をつき「六根清浄」を唱えながらのぼり、奥宮参拝後にお鉢(火口)廻りをする、登拝なども行えます。そして、何よりも富士山頂へ登ったものだけが味わえる、太陽のパワー「御来光」も、東北奥宮正面で拝むことができるのです。富士山の登山は、遊び半分では到底登れるものではありませんが、まさに日本最高峰のパワースポット、一生に一度くらいチャレンジしてみたいものですね!

そのほか、多くのヒーラー、スピリチュアリスト、風水師などが富士山のパワーについて独自の解釈を紹介されています。有名なのは、1921年にイギリスの考古学者が発見したことから広がった「レイライン」でしょうか。日本には多くのレイラインがあると言われ、富士山も多くのレイラインが通過しています。そして、そのライン上にあると言われて有名になったのが富士山の金運神社ですね。

雄大な自然も富士山の魅力

富士山の麓には湖もたくさんあります。レジャースポットとしてもお馴染みの河口湖や、それ含む富士山麓の5つの湖を総称した「富士五湖」は、古くは富士山信仰の巡礼地の一つだったそうです。また、パワースポットとしても白糸の滝は、名勝。天然記念物でもあり富士山の湧水とも言われる滝が高さ20m、幅150mの湾曲した絶壁から大小合わせて100以上の滝が流れるダイナミックな場所。実はこの場所、富士山世界文化遺産登録に向けた整備のため今年いっぱいで滝つぼへ降りることができなくなるそうですので、行くなら今年ですよ!

 

参考
富士山本宮浅間大社        http://fuji-hongu.or.jp/sengen/ 
静岡県富士宮市役所    http://www.city.fujinomiya.shizuoka.jp/fujisan.htm 
山梨県富士吉田市役所  http://www.city.fujiyoshida.yamanashi.jp/forms/top/top.aspx