「蒼月紫野の石と幸せに暮らすHappyLife」パワーストーン生活をステップアップ!PART.28

パワーストーンが導く運命の出会い

二人はパスタとパンケーキが人気のお店に行くことになりました。パンケーキメニューは最近出来たものですが、それが雑誌に載って大人気のお店になってしまい、最近は行列ができたりと非常に混雑しています。事前に予約しておいて良かった、とホッとする石初心者さん。彼も混み具合に驚いています。

「最近パンケーキがブームだとは聞いたけど凄いね」
「本当ですね、朝からここ並んでいる人がいるんですよ」

パンケーキにも興味があるので、パスタを食べた後、パンケーキを食べることにした二人です。それにしても、と石初心者さんは思いました。かなり共通項が多い彼に親近感がわいていました。それをさり気なくハインリヒに言うと、ハインリヒが笑顔を伝えてきました。

「ハインリヒ、珍しいこともあるのね」
「いわゆる運命の人だと思うよ~」
「ええっ!?そうなのかな……?」
「どんどん話しかけなよ」

ハインリヒに後押しされて、少しずつ石初心者さんは話題を考えながら話していました。話せば話すほど同じようなものが好きで、同じようなことがしたいし、石の好みも似ていることが分かりました。あまりにも似ているので彼が楽しそうに話しかけてきました。

「本当に共通の話題多いね、楽しいよ」
「そうですね、驚いちゃいました」

二人とも顔を見合わせて楽しく笑いました。そんな様子の二人をみてハインリヒは家の皆に様子を伝えます。また新しく買ったブルーレースアゲートとローズクォーツの二人にも挨拶を皆にしてもらい、顔合わせをすませました。そして新入りの石二人はハインリヒに何かすることはないかどうか問いかけてきました。

「そうだね、会話がうまく続くようにしてあげて欲しいかな」
「では僕とローズクォーツの二人でサポートしてみます」
「もし気になる点がございましたらお教え下さいね」

新入りの二人が石初心者さんの心にエネルギーを流しはじめたのをみてハインリヒもエネルギーを流します。そうしているうちにサラダやパスタも食べ終え、パンケーキと紅茶がテーブルに並びました。ふわっとしていて柔らかそうな感じです。良い香りもして二人は楽しそうにパンケーキを見つめました。

「これが噂のパンケーキか。食べるのははじめてだなぁ」
「ここのパンケーキは前から気になっていて……美味しそうですよね」
「そうだね」

彼が相づちをうちます。そして一枚の紙を石初心者さんに渡しました。

「これ、プライベートの携帯番号とメールアドレス。渡しておこうと思って忘れそうだった」

~つづく~

 

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