聖徳太子メソッド~全ては二択問題~

聖徳太子メソッド~全ては二択問題~

不安と安心

「助けてください、病気がとても苦しいです」というお便りを頂きました。そりゃあ、助けられるものなら助けたいのですが、当方、医療免許を持っておりませんし、無資格のブラックジャックでもありません。

あなたは、どうして病気で苦しんでいるのでしょうか。前にこの記事で言いました通り、実は、「病気」だとか「貧乏」だとかは、表面的な言い訳です。「病気が苦しい」という現実の根底には、『不安』があります。『不安』をこの世に表現するためには様々な方法があり、「お金が無い」、「彼氏が居ない」、「課長が嫌い」などを表面に持ってきます。「病気が苦しい」は、『不安』をあなたが表現するための方法の一つです。人間は、「不安」を表現するために、無数の選択肢の中から、どうやってこの「不安」を表現してやろうかと考え、もっともらしい表現方法でもって、「不安」を表現しています。

一方、この対極にあるのが、「安心」です。人間は、「安心」をこの世で表現するために、さまざまな方法を知っています。「金持ち」、「新恋人とラブラブ」、「すこぶる快調」などなど。「『安心』を表現しよう、よし、どれにしようかな、そうだ、「金持ち」という表面的な飾りで、安心を表現しよう!そうしよう!」そんなものです。要するに、「安心」か「不安」かのどちらかを表現するために、さまざまなオプションを表面にくっつけているわけです。

ということは、あなたはいつだって、どんなときだって、「安心」なのか「不安」なのか、どちらかの状態に振り分けられます。
表面的な飾りをふりはらえば、全ては二択問題なのです。あなたが、いま、たったいま、何を考えているか知りませんが、その考えの根底に、「不安」か「安心」が繋がっています。

いつだってそう。
絶対に、どちらか。

これを利用すると、楽しい事ができます。

先程の病院に入院されている方が、病気の事を考えている時、「不安」が根底にあります。ということはこの人は、「不安」という状態にある。次の瞬間、超美人なナースが病室に入って来たとしましょう。そのナースを見ていると、胸がドキドキします。根底で「安心」を選択し、その表面的な飾りとして「看護婦」を使ったのです。看護婦を見ている時は、「安心」を選択している。病気の事を考えている時は、「不安」を選択している。

根底には、この二つしかない。
究極の二択しかない。
それって、どういうことだと思います?

「明日ガンで死ぬだろう」と重く考えるのと、「お、あの看護婦の脚、超キレイ」と軽く考えるのは、イーブンだと言うことです。

だって、「不安」か「安心」かの二択しかないのだから。表面の飾りだけを見ると、「レベル」があるように見えます。「痛風で死ぬほど足が痛い」と「おしりにできたニキビが痛い」だと、「重い」と「軽い」があるように見えます。でも、結局どちらも、「不安」を表現するためのただの手法です。

どちらも、「不安」です。だから、全身複雑骨折で集中治療室の中にいる時に、ふと看護婦の笑顔が見えたとしましょう。その瞬間は、「安心」を選択しているのです。「安心」の状態に居るのです。全身複雑骨折中に、「安心」を選択しているのです。

「重い病気」に釣り合うために、「超絶な幸福」が必要なわけじゃありません。なにせ、「不安」or「安心」の二択しかないのですから。ということは、いま、どんな状態であれ、奥の方で「安心」に繋がっていればいいんです。しかも、人間は一度に二つの事を考える事が出来ません。ということは、いつだって「安心」か「不安」のどちらかの状態にいることになります。なんて素晴らしい話しなのでしょう。

聖徳太子は、二つの事をいっぺんに考えられたらしいですが、今日ほど、聖徳太子じゃなくて良かったと思えた日はありません。だって、どんなに不幸のど真ん中にいても、「安心」を選択出来るんですよ? 集中治療室の窓の外に、桜の木を見たら、「安心」な状態にいるわけですよ?

ということで、お便りを頂いた方へ素敵なメソッドを紹介します。

★聖徳太子メソッド★
① 人間は一度に二つの事を同時には考えられない。
② ということは、いまあなたがどんな状態であれ、結局それは、「安心」か「不安」かの二択問題だと知る。
③ 何か苦しい時には、「ッハ、俺はいまどの状態なのか?」と聞いてみる。
④ 何か表面的な理由を通して「不安」を表現していると気付いたら、
右手を挙げる。
⑤ すぐに身の回りで、根底に「安心」が繋がっている表面的な言い訳を探す。
⑥ まぁ、病院なら看護婦とかを見つける。
⑦ それは「安心」の状態だと気付き、左手を挙げる。
⑧ ホラ、あなたは、「安心」の状態にいる。
⑨ 人間は、「安心」か「不安」かのどちらかにしかいれない。
⑩ それなのに、ホラ、あなたは「安心」にいる。

もちろん病室で、つらい事ばかり考えてしまうと思う。
そんな中でも、ちょっとだけでいいから楽しい事を考えられたら、素敵だね。
その瞬間、あなたは「安心」と繋がっています。嘘じゃないよ。