松田有真のミラクルHappy☆Life宮古島~しあわせ島時間~梅雨の季節

宮古島の梅雨

みなさん、こんにちは! 宮古島在住のジュエリーデザイナー松田有真です!

木々の緑をわたる風が目にまぶしく感じられる初夏となりました。全国各地の皆さまはお変わりなく元気でお過ごしでしょうか?  地域によっては梅雨入りの頃ですね! 私の住んでいる宮古島では、5月15日頃より梅雨入りし、雨の日が続きました。

そうかと思えば、5月上旬頃よりあちこちでジリジリとセミが鳴き始め照りつける太陽が降り注ぎ、早くも夏本番を感じさせる日もありました。

空を眺めていると今まで見かけなかった巨大な入道雲がもくもくと出ていることがあり、夏だなぁ……と思う日もあり。そんな日は、海を訪れて、お洋服のまま思いっきりザブーン!と海に浸かってスッキリ~!を体験してくることがあります。とても気持ちが良い時間です!
裸足になって土の上を歩く事も、草むらに寝っころがるのも、野草や海藻を積んできて食事で頂くことも、宮古島に来てからいつの間にか自然と出来るようになりました。月日の経過は早いもので、今年も年が明けてから半年を迎えるのですね。年々、そのスピードが早くなって行くように感じるようです!

さて、「毎月恒例」となりました松田有真の「季節のお便りコーナー」☆ 6月のイベントと名称についてご紹介してみたいと思います。6月の別名には「水無月」という名前があります。

梅雨の時期なのにどうして「水無月」?

この季節、梅雨入りをして、雨がとても多く降る時季なのに”「水」の「無」い「月」”というのは、どうして……?と、一寸、不思議に思われませんか? 色々と調べてみるとどうやらこういう事のようなのです!

「水無月」の”無”は”の”に当たる連体助詞。よって、「水無月」は、”水「の」月”ということになるようなのです!「へぇ~!」なるほど……!ですよね! 田植えが済み、田に水を張る必要があることから”水の月”→「水無月」と呼ばれるようになったそう。

京都では6月30日の「夏越しの祓(なごしのはらえ)」に「水無月」という和菓子をいただく習慣があるようです。素敵な習慣ですね! また、その他6月の別名にはこのような名称がありました。

・健未月(けんびげつ)
・風待月(かぜまちつき)
・季月(きつき) 旦月(たんげつ)
・鳴神月(なるかみつき)
・弥涼暮月 (いすずくれづき)
・涼暮月 (すずくれづき)

いずれも、文字から丸ごと季節の情景が想起され、日本語って奥ゆかしく、また美しいものだと、毎回、連載記事を編集する度に感じてしまいます。

そして、この季節のイベントと言えば……?
衣替え、田植え、入梅、父の日、夏至、鮎釣り解禁・・・その他、蛍狩りや、紫陽花、夏休みの計画を立てる 紫外線対策、梅干し・らっきょうの漬け込み、夏家具の用意 食中毒対策、エアコンの掃除、ジューンブライドなどもこの季節ならではのキーワード!

旬の食材は、春菊、玉ねぎ、アスパラガス、きゅうり、トマト、茄子、冬瓜、とうもろこし ピーマン オクラ、鰆(さわら) 鯵(アジ) 鰹(カツオ)、穴子 いさき 鱧(ハモ) 鱒(マス)鮎(アユ) アワビ、さくらんぼ など。

今では、お魚やお肉やを食べない生活になってしまいましたが、“旬の食材を頂く”というのはその季節のエネルギーを存分に体に取り入れる事が出来る良い方法ですよね!

 

↑こちらはいつもお取り寄せをしている自然栽培のお店から届いた旬の野菜を使ったシンプルサラダ

5月のある日には、島でご縁を頂いたみなさんと浜辺を訪れて、通称「海のほうれん草」と言われる浜辺に生えている野草を頂いてきて、塩茹でし、サラダやお味噌汁の具として頂いたこともありましたよ……!

 

↑こちらが通称“海のほうれん草”と言われる葉っぱ。つい先ほどまで浜辺で生息していたのでシャキシャキしていてとても新鮮!

さらには、海に漂っている天然のモズクを拾っては、海水の塩味そのままで、その場でツルッと頂いてみたり……!

東京に居た頃には体験した事のない“感動体験”を宮古島では沢山するようになりました。こうしているうちに、心も身体も、すっかり元気になって「嬉しい」「楽しい!」「幸せ!」といった喜びのエネルギーでいっぱいに充満してくるようになり、つい何年か前まで、このまま病院に入らないとダメではないか……と思われる位の、現代病の一つである「重い鬱症状」であった事が、自分でも信じられない程……!

そこらじゅうにある宮古島の自然や喜びのエネルギーが心身共に、癒し細胞をイキイキと蘇らせてくれたと感じています☆

さて、今月の連載では、先月5月号の「開運パワー温泉」に続き、宮古島での暮らしの中で私が日々活用しているスッキリ!元気生活のヒミツをお伝えしてみたいと思います。どうぞ、お楽しみに(*^_^*)/