人を値踏みする癖について

人と自分を比べない人生

こんにちは。魂案内人の望月彩楓です! 皆様は、つい無意識のうちに他人と自分を比べて値踏みしてしまうことはありませんか?

自分よりあの人のほうが仕事で成功している
自分よりあの人のほうがお金を持っている
自分よりあの人のほうが美人だ、かっこいい
→自分は完全に負けてるなぁ
→なんでこうも自分と違うんだろう

あるいは……

自分はあの人より上だな!
→なのに私に対して態度が大きくない?
→あんな人と一緒に居るところを見られたくないな

自分はあの人より頑張っているはずなのに
→あの人のように報われないのはなぜ?
→あの人のほうが得しているのはなぜ?

そうして、他人と自分を比べることでついネガティブになる方も多いはず。もちろん、相手の良い所を目標にしてがんばろう!という比べ方は良いかも知れませんね。あるいは反面教師にして奮起するという考え方ならば。

ただ、『自分と比べて相手が上か下か』なんて常に値踏みして、それを元に行動するというパターンに発展してしまうと、生きづらくなったり、信用を得られなくなってしまうことが大半です。
物事を相対的に見ることはあたり前のことですが、かといって相手のことは全て見られるわけじゃないですから、せいぜい着ている服、持っているもの、話し方、言動行動、肩書き……それくらいですよね。そういう判断材料だけで決める「上か下か」なんて基準は単なる幻想です。

その例として、たとえばとある営業マンが大きな豪邸に営業に行ったら、庭師のおじいさんがいたとしましょう。「あのー、おじいちゃ~ん、ここのご主人様はいらっしゃいますか~?」なんて気を抜いて聞いてみたら、庭師に見えたその人が実は大富豪の主人だった!と知って急に青ざめてしまうなんてこと。似たようなお話を聞いたり経験した方も多いでしょう。富豪と知った途端に青ざめなければならないのはなぜでしょうか。そうやって、人を簡単に値踏みしてすぐに態度や言動行動を変えるような接し方をすると結果的には自分が恥をかくことにも繋がります。

「人と接する時に相手をどう見ているか」ということを客観的に意識してみると、こんなにも他人を値踏みしていたのか!ということに気付き驚くかもしれません。それによって、自分のほうが勝っている、負けている、上だ下だと感じて、常に心乱されているとしたら、なんだかとても勿体無いことだと思いませんか。この世で何を持っているか?どう見えるか?成功しているか?ということに右往左往させられる毎日とは、さよならしたいものですね。

逆に言えば、自分のことを勝手に値踏みして見下してくる人がいたとしても、真に受けて囚われることなくスルーしておきましょう。私の何を知っているのかしら?と心のなかでつぶやきながらネ☆

※この記事はブログ(望月彩楓の幸せ魂案内)にて人気のあった文章を望月彩楓が再編集したものです。