スピリチュアルルール1 『人生の目的』

人生の目的って何?

はじめまして。サイキックチャネラー 佐藤友美です。今日からTrinity WEBで連載することになりました。生活や人生を豊かにしていくスピリチュアルなメッセージや人生をより楽しくするためのスピリチュアルな生き方などをシェアしていきたいと思います。

今回は『人生の目的』です。よく、個人セッションで自分の役割、使命は何なのでしょうかという質問をいただくことがあります。役割、使命をまっとうする、というとなんだかとてもすばらしい人生を生きているように感じます。私には重要な使命があります、といわれればとても重要な人生のように感じます。あなたにはそんなたいそうな役割、使命はありませんよ、といわれるとそんなこともないでしょう、と思います。『役割・使命』という言葉は人の価値まで変えてしまうような、不思議な錯覚を起こさせる言葉です。

では、『役割・使命』っていったい何なのでしょう?
ちなみにデジタル大辞泉で調べてみると、

◆し‐めい 【使命】
1 使者として受けた命令。使者としての務め。「特別な―を帯びる」
2 与えられた重大な務め。責任をもって果たさなければならない任務。「教師の―」

となっています。

どうも、何か偉大な他者から依頼された命令を授かっている という感じですね。なんだか、映画のようです。役割・使命かどうかは別として全ての方には、生まれる前に決めてきた生きる目的やこの世界で何をしていきたいかという基本的な計画があり、限られた人生の中で誰と出会い、何を体験し、何を感じ、何を成し遂げ、何を学びたいか、という事をある程度決めて生まれてきます。

それは、決して一人一つではなく、通常、その計画は複数のパターンをもっていて、それが絡み合って興味になりゆっくりと情熱に変わりそして使命へと繋がっていくように創られています。つまり、使命とは自分の中にそれに対する情熱があるものという定義になります。
なぜなら、情熱がなければ続けることができないからです。ですから、実際は「あなたの使命は○○です」と誰かに言われたとしてもあなたの中にそれに対する情熱が創り出されていなければそれを行って情熱を感じる人生のプロセスを通過していなければあまり意味がないものになってしまいます。

魂の目的を見つけるには?

では、一体それにどうやってたどり着いたらいいの? という疑問になりますが、役割や使命と呼ばれるものは簡単に言うならば「魂の目的」とも呼ばれ、本来は自分でわかるようになっているものです。

自分は何が好きで、何をしているとうれしくて幸せなのかという感覚さえ感じる事ができれば使命には到達できるようになっています。
もし、経済的な問題がなかったとしたら
もし、絶対に失敗しないという100%の自信があったとしたら
もし、全ての人が自分を応援し、支えてくれたとしたら
もし、立場や責任の心配をしなくてよかったら
あなたは何をしたいでしょうか?
寝たい
と思ったあなたは、疲れているので休んでから考えましょうね(笑)。

全てのしがらみを手放したときに興味のあるものや、お金にはならないけどこれをやっている時が幸せと感じるものそれがあなたの役割・使命につながるものになります。
それらは
旅行をしたい
お花を活けたい
絵を描きたい
人と話をしたい
人を驚かせたい
など、様々だと思います。
そしてこれらはあなたのかくれた才能でありそれらは、いつでもあなたの中で美しく磨かれるのを待っています。

そんなことをしてもお金にならない
そんなことをしても役に立たない
そう思った方もいるかもしれません。

役割や使命を探求する前にお金や損得を考える前に
『自分の声を聞き、自分を知り、自分を幸せにすること』
まず、ここに意識を向けましょう。シンプルに自分の好きなことをして幸せな気持ちになったり、充足感を感じることは、あなたの心を豊かにする大変価値のあることです。

あなたが自分の好きなことをして幸せになろうと思いその姿を見せることで、周囲の人も幸せになっていきます。なぜならあなたの最大の使命は、他者への貢献でもなく、偉大な人物になることでもなく『自分を幸せにすること』です。『自分を幸せにすること』が、あなたにできる、世界への最大の貢献なのです。