人生に奇跡を起こすパワー~私の命を救ってくれた天使~ by ネリー エンジェル

私の育った家庭では、女性は皆、神からのメッセージをみて、聞いて、感じて、理解する才能に恵まれていました。私の母、双子の祖母達、曾祖母、いとこ達は皆、霊能者でありヒーラで、天使達や案内人、そして霊を見ることができました。

30年間私はジャーナリストとしてキャリアを築き、テレビの司会者やプロデューサー、ライターとして成功しました。その間もずっとオーラを見たり、容易に人を読むことができたにも関わらず、長い間私はその才能を他の人たちと分かち合うことに違和感を感じていました。

特に当時ブルガリアは共産主義国で、天使や精神世界のことについて公の場で話すのは危険なことでしたので、私は自分の才能を無視していました。17年前ロサンゼルスに引っ越したことは素晴らしい恵みでした。美しく天気に恵まれた天使の街で、素晴らしい師匠、ドリーン・バーチュとテイジ・カルサの愛に包まれた優しいサポートのおかげで、私は自分の個性を受け入れられるようになりました。ただそれでも、天使を見て、理解し、感じ、聞いて、さらには香ることまでできる私の能力についておおっぴらに話すことはまだできませんでした。

すべてが変わったその日

2008年5月15日、すべてが変わりました。朝起きた時から今日は何か大切なことが起こるぞと直感し、一体それが何なのかをドキドキして待つような、そんな日でした。私は10年以上クンダリーニ・ヨガを習慣にしていて、ロサンゼルスのUCLAのすぐ側にHappy Yogi Center For Higher Consciousness(高次元意識のための幸せヨガセンター)という名の大きなヨガセンターを開くのが夢でした。

その朝私たちは投資家への手紙を出し、ウェブサイトの企画を練り、近所のイタリアンレストランにディナーに行きました。レストランに座っている時とても居心地悪く感じたのを今でも良く覚えています。何かが私に、今すぐここを離れなければいけないと語りかけていたのです。早く退散することもできたのですが、まるで何かが起こるのを待っているかのように、なぜか私はその場を離れることができませんでした。

18時20分頃、私たちはレストランを出て、私の友人の家の前に停めてある私の車の元へ歩いていきました。横断歩道で青信号でしたし、周りに車の影もなかったので、私たちは歩き続けました。そしていきなり私の目の前に現れた眩しい金色の光に目がくらみそうになり、時が止まりました。言葉で説明するのは難しいのですが、その金色の光はまるで分厚く温かい毛布のように私を包みました。

私はその時、ビバリーヒルズの横断歩道のど真ん中で、金色の光の中にいる大天使ミカエルとキリストを見ました。2人はまるで普通の人の様にリアルでしたが、それでも彼らの偉大な力を感じました。一瞬、一体なぜ彼らがここにいるのだろうと思いましたが、あっという間に全てがこの美しい金色の光の中に溶け込んでいき、私も光の一部となりました。私の左側がとても気になり、誰かに見られているような気がしましたが、実際には誰もいませんでした。近いようで遠い、その巨大で真っ黒なモンスターと私の間に、分厚いエネルギーの固まりがあったのです。

今までこんな経験をしたことがなく、理解不能だったので、私の脳はこの出来事を理解することを拒否していました。私の体は確かにそこにあったのに、私の魂は、まるで天使達と一緒にテレポートしたのかのように遠くのどこかにいました。

イエス・キリストの抱擁はとても温かく、今まで体験したことのないような愛を、私の心全てで感じました。大天使ミカエルが優しく、でも力強く、「そこから動かず待ちなさい、私があなたと一緒にいますから」というのが聞こえました。そして大天使ラファエルを見ました。彼らは皆、私に何かしてくれているのでとても忙しそうでした。もう一度あの大きく黒いSUVを見てみましたが、私はもう違う次元にいたので、音も恐れも感じませんでした。

次に見えたのは、人々がものすごい恐怖とともに叫んでいる姿、そして天使達が私を引き上げている姿、そして救急車です。できるだけ早く急いで逃げていく黒いモンスターのことを、信じられない気持ちで見ました。

そしてそのモンスターとは、私をひき逃げしていったあの黒いSUV車のことだったのだと私の脳が認識しました。天使達のおかげで、幸い体に痛みは感じませんでしたが、ドライバーの女性が、私が傷ついて助けが必要かもしれないのを無視したということに、涙が止まりませんでした。天使達に彼女を見つけて下さいと願いました。

警察に救急車、全てがあっという間で、瀕死の重傷の為私は近くの病院に運ばれましたが、何も痛みは感じませんでした。足が麻痺して、まるで雲の上を歩いている気分でした。タイヤが私の両足をひいていったので、黒いタイヤの痕が膝まで何ヶ月も残りました。

その後の数日、天使達はものすごいスピードで私を癒していき、トラウマになるような記憶を消していきました。私は祈り続け、彼らは奇跡を起こし続けていきました。

奇跡、そして、私の使命

その後、たくさんの(地球上にいる、神聖な)天使達のおかげで、私を殺しかけたその女性は逮捕され起訴されました。
私は彼女を赦すことができ、辛い、自暴自棄の穴から抜け出すことができました。天使達は毎日私の側にいて、私の肉体的な痛みと精神的な痛みを癒すのを助けてくれました。医者にはもう歩けることはないと言われたのですが、私は回復し、またヨガと瞑想ができるようになりました。

事故と、2度の死にかけた体験(事故時と、3度目の手術時)がきっかけで、いよいよ私も自分の精神性を隠さずに人々と分かち合う時が来たと気がつきました。

ジャーナリストからスピリチュアルティーチャー、そして国際的なスピーカーへキャリア転向したことは、私の人生の中でした最も素晴らしいことの一つで、それをサポートし導いてくれた天使達に感謝の気持ちで一杯です。もっとたくさんの人たちに人生に奇跡を起こせる、天使、そして自由意志のパワーを知ってもらいたいです。

現在、私は、天使達と繋がって彼らからのメッセージを受け取り、世の中をもっと精神的で万人への愛に溢れた場所に変えていく方法を皆様にご紹介しています。だって、私たちは皆で一つなのですから!

 

Written by Nelly Angel
ネリー エンジェル(著)

■ネリー エンジェルHP
http://nellyangel.com/
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□5月にネリー エンジェルさんが来日!5月にワークショップを開催

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