誰かではなく、あなた自身の成長や進歩に焦点を当てる~『他人と比べず、自分自身と比べましょう』

誰かとの比較が嫉妬になる

もしも、あなたが誰かに嫉妬しているとき、あなたは自分自身のことを小さく見ています。嫉妬は自分を誰かと比べることから始まります。そして、比べた相手が、自分ができないことをすんなり実現したり、あなたにない物を保持していたり、望む物を手にいれたりするのを見たときに、メラメラとあなたの心が燃え上がることになるでしょう。

母と子でさえも、母親は自分の娘が美しくなっていくことで自分の容姿が衰えていく強迫観念を抱くこともあるため、その心理で虐待をする母親も存在しています。また、姉妹で姉は容姿端麗なのに、妹は地味な容姿だったりすると、妹は誰もが、自分の存在に無関心だと自分自身を自虐してしまう人もいるようです。

容姿が綺麗でも心が醜い人もいます。こんな思いを募らせている人には、自分が酷く劣っていると決して思わないことです。私も大好きな大御所女優の樹木希林さんは、素晴らしいほどのカリスマ性を放っています。最近の報道では、全身ガンの発言をして周りを驚かせましたね。

人種の好みもありますし、時代によって美人度が変わることもあります。対抗意識で負けず嫌いな人ほど、自分と他人を比べてしまうようですが、他人と比べることに意味はありません。「どちらが優れているか?」「どちらが綺麗か?」「どちらがお金持ちか?」そんな事を思っていては、重たいネガティブエネルギーに包まれて、自分の本領発揮も出来ないまま、自分させも愛することができないネガティブ人になっていくものです。

周りの誰かの存在に左右されない

新しいニューエイジは「愛」こそが、この地球の次元上昇に繋がって行きます。ですから、どうか周りの誰かではなく、あなた自身の成長や進歩に焦点を当てて下さい。現在の自分よりも、未来の自分がより良くなるように心がけて下さい。過去の自分のあり方と、現在の自分のあり方を比べることは内省にもなりますし、気づきにもなることでしょう。

以前と比べてあなたは、それこそ比べ物にならないほど、多くのことを考え、多くのことを成し遂げたことでしょうから、随分大きく成長したことに対して、自分自身を褒めてあげてください。

進歩した自分を知り、感じるとることができたならば、他人と比べることから来る、嫉妬や劣等感とは無縁になって行くことでしょう。そして、自分のことがもっともっと好きになることでしょう。どうぞ、あなた自身をもっと好きになって、癒してあげてください。