Wha-Dho(和道)創始者ポール・デスーザ氏が語る!国際結婚・夫婦円満の秘訣

Trinity46「世界で恋する!」企画では、叶恭子さん、クリス・ペプラーさんなどが、日本女性が世界で魅力を発揮する方法を語ってくださいました。TrinityWEBでは、幸せ一杯国際結婚カップルからのメッセージをお届けします。第2弾は、ヒーラー、起業家で、Wha-Dho創始者のポール・デスーザさんと志野デスーザさんご夫妻です。日本人同士のカップルでも、より良い関係を築くためのポイントがたくさん!

それまでの恋愛とは比較にならない
魂が触れ合うような深いつながりを感じました

Q:お二人の出会いは?

志野さん「私が人生やキャリアを見直していた時期に、アメリカから来日中のポールのワークショップに参加しました。その時は、個人的な会話も特別にしなかったのですが、ワークショップの後も自己探求を続けるなかで、ふとポールの力強い教えが甦ったのです。すぐに指導を受けるべく直接連絡をしました。彼のおかげで人生の方向性が見え、お礼を伝えようと電話をした際に、二人の間に特別な感情が生まれたことを感じました。そして彼が私に会うために急遽来日し、翌日婚約しました。初めて会ったワークショップから約2年後のことです。当初はデート期間もない私たちの婚約に、周囲からは心配の声も上がりましたが迷いはありませんでした。心の声に従って行動を起こして良かったと思います」

 

Q:異文化による生活スタイルの違いを感じたのはどのような点ですか。それをどのようにして乗り越えましたか。

志野さん「特に感じたのは、多くの使用人やゲストが出入りするインドの大家族のもとで育った彼と、日本の核家族で育った私の価値観の違いです。私たちは、彼の哲学である『Wha-Dho(和道)』にもとづき人々の魂を導く仕事をしているため、癒しを求める来客が後を絶たなかったのです。自宅が半ば公共の場と化してストレスを溜めたこともありましたが、互いに歩み寄った結果、違いも縮まりました」

Q:国際結婚を望む日本女性に向けて、アドバイスをいただけますか。

志野さん「国際結婚にはさまざまな書類作業、言葉や文化の壁などが立ちはだかるため、日本人同士の結婚以上に、相手への思いやりや歩み寄りが必要でしょう。同時に視野や価値観の幅が広がり、人としても大きく成長できます。そんな国際結婚の醍醐味をぜひ味わって頂きたいと思います。謙虚さや恥じらいは日本人の美徳ですが、外国人から見ると消極的で個性の無さに映りがちです。国際結婚を望む日本女性は、外見や性格の魅力を積極的にアピールするくらいでちょうど良いのではないでしょうか」

 

未来の夫との文化的な違いを初期段階に確認すること
相手を尊重しながら話し合うことが幸せな結婚の秘訣です

Q:では、ポールさんからのメッセージをお願いします。

ポールさん「国際結婚を望むならば、まず、未来の夫との文化面での適合性の有無に気づくべきです。各国ごとに個性があり、文化を背景とする人々の行動も異なり、日本人に適合し難いこともあるでしょう。私の出身国であるインドを例にすると、人々は伝統を重んじ、多くのヒンドゥー教徒は他宗教信者との婚姻を許されていません。ヒンドゥー教徒同士ですら、住む地域やカースト(廃止後も社会に根付いている)が異なる相手との結婚は禁じられています。こうしてほとんどのインド人は、家族が決めたお見合い相手と結婚します。

ですから、このような違いを二人の関係の初期段階に確認する事が重要です。さもなければ、関係は痛みや苦しみを伴います。
以下は国際結婚における障害の要因です。

★各国における結婚のルールの違い(例:上記のインド)
宗教やスピリチュアリティにおける違い
子育てに対する考えの違い
食習慣の違い
外国人夫の家族との関係
日本人妻の伝統的な結婚観と外国人夫、夫の家族との価値観の差
住む国の選択(日本か夫の母国か?)
新婚夫婦の生活費の基盤(夫婦のどちらかが母国を離れることによる、生活費の工面)
退職後、老後のプランに対する考え方の違い

これらについて、相手を尊重しながら話し合いを続けることが、幸せな国際結婚を持続させる秘訣でしょう」

 

Q:日本人女性が発揮すべき魅力は何だと思いますか。

ポールさん「日本女性はフェミニンで美しく、多くの女性は教養があり洗練されていますが、充分な自己表現ができていません。外国人との家庭生活や職場環境において、彼女たちはもっと自己表現の仕方を学ぶべきです。何を考え感じているかを表現しなければ、夫や同僚はどのように接したら良いか分からないでしょう。ご自身がどれだけ知的で、何ができるかということは、ご自身で表現しなければ周囲には伝わらないのです」

お問合せ:
和道インスティテュート http://whadho.com/
志野デスーザ・ブログ http://www.shinodsouza.com

 

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