【チケットプレゼント付】国宝に重要文化財。神社パワーが集結!「国宝 大神社展」

伊勢神宮の第62回式年遷宮を記念して開かれる
超希少な神道美術展

今年は、20年に一度の伊勢神宮の式年遷宮、そして出雲の遷宮が偶然にも重なりあう年。現在、上野の東京国立博物館で開催されている「国宝大神社展」は、歴史美術好き、神様好きのみなさんにとっては、超パワースポット的なイベントです!

日本は、八百万の神と言うように自然のなかに人知を超えた力を感じ、山や岩、木といった自然物のなかに神を見出し敬ってきました。神社のあるところには必ず豊かな森がありますよね。奈良県の大神神社のようにご神体が山などの自然だという神社も多いことからも、私たちがそれだけ自然に特別な畏敬の念を抱いていることがわかります。

そんな自然を守るように社殿が立てられ、さらに神々が宿る神宝や、神像などがつくられてきました。それらは、美術品としても高い価値を持ち、長い歴史のなかで大切にされてきたもの。そんな国宝、重要文化財に指定されている作品約160件を含む約200件が展示されています。神々のために用意された表着、祀りに使われていたさまざまな道具、神社創建のルーツを物語る絵巻、神々の姿を現す神像など、全国の神社から集められた、まさに神社パワー炸裂の展示内容となっています。

写真上:吉野御子守神蔵(南北朝時代・14世紀 個人蔵)

注目の展示

それでは展示物の一部をご紹介します。

【国宝】表着 白地小葵鳳凰模様二陪織物
(鎌倉時代・13世紀/神奈川・鶴岡八幡宮蔵/展示期間4/9~5/6)
源氏の氏神として尊崇されてきた鶴岡八幡宮に伝わった「表着」とは、かつて宮廷女官たちが着用していた装束のこと。

【国宝】梅蒔絵手箱
(鎌倉時代・13世紀/静岡・三嶋大社蔵/展示期間4/9~5/6)
熊野速玉大社の十二柱の神々に奉納された、手箱のうちの一つ。中に納めた鏡や鏡箱、櫛、鋏などの化粧道具がほぼすべて伝わっています。

【重要文化財】松崎天神縁起絵巻
(鎌倉時代・応長元年(1311年)/山口・防附天満宮蔵/5/8~6/2)
菅原道真が大宰府下向の途中滞在した地に創建された、最初の天満宮と言われる「防府天満宮」。全6巻のうち5巻までは、天神縁起の根本とされた「北野天神縁起絵巻」の内容を収め、最後の1巻に自社の創立縁起が描かれます。現地の景物に即した景観表現が注目されます。

【重要文化財】春日神鹿御正体
(鎌倉~南北朝時代14世紀/京都・細見美術館蔵)
春日大社の使いである鹿をかたどった金銅製の作品。春日大社の祭神である武甕槌命[たけみかづちのみこと]が、常陸国鹿島から春日の地へ移座したときの様子を表しています。

【国宝】七支刀
(古墳時代・4世紀/奈良・石上神宮蔵/展示期間4/9~5/6)
石上神宮に神宝として伝世した鉄剣。中国東晋の太和4(369)年に制作され、百済王から倭王に贈られたものと考えられています。

【重要文化財】女神坐像
(平安時代・9世紀/京都・松尾大社蔵)
現存する神像のうち最初期の作品。女神像は色白の美しさの中にも厳しさがあります。

【重要文化財】童子形坐像
(平安時代・12世紀/京都・石清水八幡宮蔵)
平安京を守護するために859年に宇佐八幡宮から八幡神を勧請して創建された石清水八幡宮。5体の童子形像が伝わりますが、この像は最も年長です。頬がふっくらとして少年の相貌ではありますが、神像らしい威厳が備わっています。

 

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国宝 大神社展
会場:東京国立博物館 平成館(上野公園)
開館時間:9:30~17:00(金曜日は20:00まで、土日祝休日は18:00 閉館。入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
4月29日(月祝)、5月6日(月休)は開館。5月7日(火)は休館
観覧料:【当日】一般1,500円、大学生1,200円、高校生900円。
主催:東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション
特別協力:神社本庁
協力:千年の森フォーラム
協賛:あいおいニッセイ同和損保、大日本印刷、トヨタ自動車、三菱商事
お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://daijinja.jp/