魂の記憶を思い出す!虹の戦士語りLIVE① 毎日ゆるスピ!PART.7

お前のハートが正しければ、
お前を傷つけるようなものは何もない

「虹の戦士」はインディアンに古くから伝わる物語。1991年に北山耕平さんによって翻訳されました。もともと「スピリットの帰還」と訳されたこの物語は、「火の瞳(アイズ・オブ・ザ・ファイヤー)」と呼ばれる老婆が残した予言です。坂口火菜子さんの語りと、じぶこんの音楽のコラボレーションによる「虹の戦士」語りLIVEツアーが、4月5日から各地で開催されます。
語り部の坂口火菜子さんに「虹の戦士」語りLIVEについてお話を伺いました。
(4月1日、ちょっとしたカフェ@上石神井にて http://www.patieco.com/

●「虹の戦士」語りLIVE
http://chottoshita.main.jp/rainbow/

【坂口火菜子さん プロフィール】
http://firena.jugem.jp/
大事な人達と地球と平和と……調和した世界を求めて、役者・イベント主宰・ちょっとしたカフェなどアンテナに反応したことに乗りながら漂っている。パフォーマンスのツアーで訪れたカナダの地で、たまたま出会ったインディアン・クリー族の人達を第二の家族と感じ、2007年から毎年里帰りをしている。彼らにもらったメッセージを日本に渡すことを試みている。

 

━ 虹の戦士を語り始めたきっかけを教えて下さい。

カナダに行って、クリー族の人と出会って、ケネッチというお師匠さんに出会って、その人がいろんなことを教えてくれました。

「元々僕達はひとつだった。だけど、石版を持って地球上に散った。その石版にはひとつだったときのシンボルが描かれていたと言われている。それがまたひとつになる時が来ている。君がここに来たのは、偶然じゃない。必然なんだよ。君のここでの経験や学びを、日本で必要としている人がいるから、日本に帰ったら渡しなさい」

と、宿題をもらい……。

でも、カナダにいるクリー族の人が話すことは……その場のその空気感の中で話しをしてくれるから伝わるものであって、いくら日本で「こういう経験をしたんだ」と話していても、全然もらったものを渡せている気にならなくて。

そういうジレンマを抱えていた時に、この「虹の戦士」という物語に出会って。この物語には不変的な意味だけど、ケネッチに教えてもらったものが詰まっています。私自身、芝居もやってきたし、語るというかたちであったら、私にもできるかもしれないって思って……と、思った瞬間に「じぶこん」とやっているビジョンがバッと浮かんで。その頃はじぶこんのライブには行かせてもらっていて、大切な仲間なんだけど、一緒に何かをやるってことは頭になかったと思う。

【じぶこんさん プロフィール】
http://www.jibucon.net/
唄い、ディジュリドゥを吹く近藤裕子とフラメンコギターでリズムを刻む辻岳春。多国籍な楽器達と二人の絡まるグルーブとサウンドで織りなす音楽、じぶこん。2001年に結成され、アースディ、愛知万博など数々のイベントに出演。2008年より、全国ツアーを開始。

そこで、じぶこんの裕子ちゃんに「ところでね、虹の戦士知ってる?」って聞いてみたら、「知ってるも何も、2日前に買って読んでいるところだよ~」って。

━ そりゃ、すごい!(笑)

これはもう「やれってことだね」ってお互いに感じて。それで始めたのがきっかけって感じかな。

━ それって何年前の話?

2010年4月にこの本を読んで、人前でライブをやらせてもらったのが2010年10月。そろそろ2年半ぐらいになるのかな。もうライフワークですね。

━ 虹の戦士の中に、伝えたいことは結構詰まっている?

核心部分は、ホントに詰まっています。虹の戦士に興味を持ってくれた人がいて、私の経験にも興味を持ってくれたら、いろいろ話せることがあると思う。まずはここの軸を共有できていないと、言葉が空回りするっていうか……。

 

※1 グレートスピリットが降りてきた途端、スピリットが外在化!?「魂がそうしたいから」そうなってしまったのだと思います。意識はしっかり目覚めているのですが……。
※2 体験には個人差があります。ツレが何が見えて、何故殴られたのかは秘密です(笑)。

━ 確かにね。(「虹の戦士」語りLIVEって)凄く面白いね。あれは凄い体験だった。

彼ら(クリー族)がセレモニーの前に歌う歌があって、数ある中でも「four directions」が一番覚えやすかった簡単な曲なので、ライブの前に歌っています。
このまえじぶこんとも話していたんだけど、この「four directions」を歌うと、ホントにグレートスピリットに力を貸してもらっているがごとく、それぞれの中でスパン! と何かがスイッチが入って、後はノルだけ。一緒にいてくれる人はそれを共有してくれているんだろうなって。

━ まさにそう思う。これは火菜ちゃんが凄いのか?グレートスピリットが凄いのか?それとも集まっている人たちの集合意識が凄いのか?(笑)

みんなが凄いんだと思う。これだけやらせてもらっていると、行く場所や集う人たちによって、空気感が違うから。

 

ここまでインタビューしていて、何故火菜ちゃんは「虹の戦士」語りLIVEをやるのか、その秘めたる想いを聞きたくなりました。次回は、「虹の戦士」語りLIVEの「核心」に迫ってみたいと思います……。どうぞお楽しみに!

<Information>
「じぶこんLIVE ×『虹の戦士』語りLIVE 虹の旅!」

in 静岡・愛知・岐阜・富山・東京・山梨・長野

4月5日(金):CAPU(静岡県静岡市)
4月6日(土):麻芽(愛知県名古屋市)
4月7日(日):ROBANOMIMI(静岡県浜松市)
4月9日(火):いもむしHOUSE(愛知県知多郡)
4月10日(水・新月):空歩21(岐阜県各務原市)
4月13日(土):かっぱ庵(富山県富山市)
4月14日(日):音楽酒家・村門lazyloft(富山県富山市)
4月19日(金):ちょっとしたCAFE(東京都練馬区上石神井)
4月24日(水):ふろむ・あーすcafe OHANA(東京都三軒茶屋)
4月26日(金・満月):農カフェhakari(山梨県勝沼)
4月27日(土):le petit marche(長野県伊那市)
4月28日(日):道の駅南アルプスむらメルシー(長野県伊那市)
4月29日(月):自然食品有機村(山梨県甲府)
4月30日(火):カジハウス(長野県小諸)
5月5日(日):アグレアブル・ミュゼ(東京都国立)
5月6日(土):ハーベスト(東京都練馬区)

各詳細は下記をご覧ください。
http://chottoshita.main.jp/2011/01/20/schedule/