YellowMagic~キイロ大好き~

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黄色は好きですか?

私は苦手な色がありません。カラーセラピーのお仕事をするようになって、色それぞれの魅力を感じるようになり、嫌いな色は無くなりました。むしろ、どの色も魅力的に感じてくるようになりました。仕事上、無理に好きになろうとしたとかではなく、色と長く接しているうちに、それぞれの色の良さがわかってくるようになったのです。なんか、人間関係にも似ていますよね。長く接しているうちに、個々の良さがわかってくるって。

しかし、そんな私ですが実は苦手な色がありました。たぶんあまり考えた事がない人が多いと思うのですが、実は人って好きな色があるように、無意識に避けていたり苦手だったりする色がある場合もあるのです。もちろん嫌いな色があるのは心が病んでいるからとか、そんなことはないので早とちりせず、安心してくださいね。

ちなみに、私の苦手色は「黄色」でした。黄色ファンの方、ごめんなさい!
苦手だった理由は長くなるのでここでは省略しますね。しかし、何故でしょうね。自分でもわからないのですが今は、一番好きな色を聞かれると、真っ先に思い浮かぶのが「黄色」なんです。今では、過去の自分と対比すると圧倒的に黄色を多用するようになりました。

色って、その人の感情と密接な関係があるのです。自分が欲している感情、状態を色を通して理解する。それを人生にどう活かしていこうか考える。これが私の仕事だったりするわけです。だから、当然私の大好きな「黄色」にも意味があるのですね。

今回は、私の大好きな「黄色」についてお話しますね。

黄色はアジア圏で尊い色

そもそも色というのは国や文化圏が異なると印象がことなるのですが、ご存知でしたでしょうか。言われてみればそんな気がしてきますよね。

黄色は中国などアジア圏では「尊い色」とされていることが多いようです。ということは、たとえば中国で『戦隊モノ』を流行らせたいと思ったらセンター(リーダー)をイエローにすると案外カッコイイと説得力があるかもしれませんね。

中国には「易」というものがあるのですが、黄色を「大地の根元色」とした表現しているようです。茶色じゃないのですね。もしかしたら大地の偉大さの輝きのイメージがあるのかもしれませんね。

ヒンドゥ教三大神に創造神のプライマーという神様がいます。仏教のお釈迦様はご存知ですよね。彼らはともに聖別職が黄色とされています。陰陽五行説でも、黄色は中央を意味し、最も尊い色とされています。

一方、うってかわってヨーロッパ。特にキリスト教圏では全く逆で、黄色は最も忌み嫌われる色だそうです。最後の晩餐の日、裏切り者のユダが着ていた衣服が黄色だったからだそうです。真偽は不明ですが、16世紀イタリアのフォーネスという画家が描いた最後の晩餐の絵には、黄色い衣服のユダが描かれていたそうです。

以降、ヨーロッパでは黄色を忌み嫌う風習が生まれたそうです。ということは、ヨーロッパで『戦隊モノ』を流行らせたい場合は、イエローを戦隊から外して敵の戦闘員の衣装カラーにすると人気が…。スペイン宗教裁判では、異端者に黄色い衣服を着せて火あぶりの刑に処すことも行われたそうです。ちょっとイエローが可哀そうですね。

やっぱりイエローと言えばカレー、もしくはあんみつを食べる正義の味方であって欲しいと思うのは私だけでしょうか。しつこくてすみません。

英語の「イエロージャーナリズム」という言葉は、「破廉恥な」「無節操な」というイメージを示す言葉で、日本人に対して「イエロー・モンキー」というのも、黄色人種の黄色と日本人をかけた差別用語です。日本では、同名の人気バンドやYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)も、名前の由来はそれに対してイメージを払しょくするコンセプトがあったのかもしれません。カッコ良いですね。
念の為フォローすると現代は国際社会ですので、英語圏の人が今でも無条件で黄色人種を差別しているとか、そういう意味ではありませんからね。くれぐれも被害者妄想を強化させたりして海外を敵視したりしないようにしてくださいね。なにしろ黄色は知性や好奇心、希望溢れる色なのですから。こんなふうに、数ある色の中でも特に黄色は特にお国柄や文化によって違ってくるようです。そう考えると謎な色でもありますね。

というわけで、私はイエローが好き…というお話でした。