「蒼月紫野の石と幸せに暮らすHappyLife」パワーストーン生活をステップアップ!PART.21

「蒼月紫野の石と幸せに暮らすHappyLife」パワーストーン生活をステップアップ!PART.21

カテドラル水晶

「あっ綺麗!」いつもの石屋さんの前を通り過ぎようとした石初心者さんは、窓の所に走っていきました。
“どうしたんだい、そんなに急いで”

そうハインリヒが問いかけると、すごく欲しい子がいたという返事。マスターである石初心者さんの目線の先を追うと、その先には水晶のカテドラルがありました。

輝きといい存在感といい、間違いなくボスレベルの子です。先に石同士のコンタクトが始まりました。
“どうやら儂をお買い上げされるようだのう”とカテドラル水晶。
“うちはまだ真のボスがいないのですが、あなたがそうですね?”
と確認するハインリヒ。その通りだとこたえを貰ったのでハインリヒは嬉しくなりました。そしてカテドラル水晶から一瞬で石初心者さんの持っている全ての石に連絡が入りました。こういう事を一瞬でこなせるのもボスの特質です。

“儂はカテドラル水晶である。今から皆のボスとなる、よろしく頼むぞ”
石初心者さんの家の全ての石が敬礼のポーズをとりました。それにも敬礼で応じるカテドラル水晶。勿論ハインリヒもです。頼もしいカテドラル水晶が来てくれたことは石初心者さんも感じ取っているようなので、スムーズにカテドラル水晶の「ボス」と馴染むことになるでしょう。
「ではまたのご来店をお待ちしておりますね。いつも有難うございます。」
「また寄りますね、こちらこそ有難うございました。」
石初心者さんは嬉しそうにお店を出ました。ハインリヒから寄り道せず家に帰るようにと言われていたのでそのまま帰宅しました。鞄からハインリヒとカテドラル水晶をそっと出して、カテドラル水晶を流水で浄化し、テーブルの真ん中に置いてみました。いつもはそこに花器がおいてあるのですが、今日はたまたま生花を飾っていないのでしまってありました。

“ねえハインリヒ、素敵な石さんよね”
“うん。今日は特別な日になるよ。この家のボスが決まったんだ”
“もしかして、それって……”
“儂はカテドラル水晶の十三じゃ。ボスに就任することになったのでよろしく頼む”
“私こそ!よろしくお願い致します!”

ボスからのお話はまた次回。

▼『12の石の精霊たち ~パワーストーンとの暮らし方~』


著者:蒼月紫野
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発行:実業之日本社

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編集さんによるブログです。
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