【TRINITY No.46連動企画】世界に愛される江戸小紋を! 廣瀬染工場四代目・廣瀬雄一氏インタビュー PART.2

【TRINITY No.46連動企画】世界に愛される江戸小紋を! 廣瀬染工場四代目・廣瀬雄一氏インタビュー PART.2

海外に日本の伝統文化を伝える

「日本脱出!」がテーマのTRINITY No.46では、各国駐日大使や叶姉妹、LiLiCoさん、海外で活躍する日本人の方々をご紹介しました。その企画のなかでインタビューをご紹介した小紋廣瀬四代目の廣瀬雄一さん。武士の裃がルーツとなって、今日まで受け継がれてきた江戸小紋は、遠目には無地に見えるほどの繊細な文様ですが、近くで見るとかなり繊細な仕事ぶりに感動。「江戸小紋の染め職人は12年の修行でやっと一人前と認められます」と廣瀬さん。そして廣瀬さんは、今年でちょうど染めを始めて12年。「半世紀以上の経験がある職人もいるので、僕は本当にまだまだです」と謙遜しながらも、確かな技で素晴らしい作品を生み出し続けています。
廣瀬さんのターゲットは「世界」。日本を飛び出し、伝統という固定概念をはずし、世界に受け入れられる商品にするための努力を続けています。

TRINITY46号 廣瀬さん紹介記事

―海外で商品を展示・販売する際に苦労することはありますか?
日本でつくった商品は、海外で販売するとどうしても高くなってしまうことですね。それ以外は特に困る点などはありません。

 

―江戸小紋で世界に進出しようと思ったきっかけを教えてください。
江戸小紋を日本だけに留めておくのはもったいないと感じたからです。日本だけで一生懸命つくっていても、着物は敷居が高いという固定観念がある上に、金額も決して安くはありません。なかなかその固定概念を打ち砕くことも難しいので、それならば世界に進出して、先入観なしに商品を受け入れていただける場所を探そうと思ったんです。

―ご実家の稼業を継ぐことは小さい頃から決めていたんですか?
私は長男で、兄弟に男は自分だけだったというのが大きな理由です(笑)。子供の頃からウインドサーフィンをずっとしていたので、将来はそれを仕事にしたいと思ったこともありました。でも、家業の江戸小紋を継ぐと決めた時に、「この道を進んだらもう戻ることはできない」と覚悟をして修行を始めました。

―江戸小紋のメインの顧客層を教えてください。
30代~50代の方が多いですが、女性に限るものではありません。意外だったのは、「奥さんにプレゼントしたい」と購入してくださる男性の方も大変多く、「奥さんにプレゼントしたら喜んでもらえたよ」後で感想を下さる方もいて、そんな時は本当に嬉しい気持ちになります。

PART.3につづく

▼小紋廣瀬HP http://www.komonhirose.co.jp/
▼廣瀬雄一さんブログ http://hyuichi.exblog.jp/

PART.1はこちら

 

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