日本不思議発見―日本のミステリースポットを探検しよう!『新・あの世はあった』

日本不思議発見―日本のミステリースポットを探検しよう!『新・あの世はあった』

不思議なエネルギーはある!

「世界ふしぎ発見」はロングセラー番組として人気を集めていますが、日本にも不思議なスポットはたくさんあります。伊勢神宮などのパワースポットの他に、実在の人物が活躍したミステリースポットもたくさんあります。

死後の世界を描いた『銀河鉄道の夜』、風の神を描いた『風の又三郎』、化け猫を描いた『注文の多い理店』などの童話で有名な宮沢賢治は、岩手県のあちこちのミステリースポットに行っています。童話や詩にその風景を描いていますが、実際の風景だけではなくその場所から入っていった異界の風景も描いています。異界に入っていった場所ですから、ミステリースポットといって良いでしょう。宮沢賢治の故郷花巻の近くには、座敷わらしなどの妖怪伝承で名高い遠野もありますし、元々霊媒体質であった宮沢賢治はミステリースポットの不思議なエネルギーに反応して不思議体験をしやすい人であったようです。

「河原坊」という場所があります。日本百名山の一つ早池峰山の南の登山口の一つです。宮沢賢治は何度も早池峰山に行きこの場所を通りましたが、ここで何回も不思議な体験をしています。往古の若い坊さんたちが神輿(みこし)を担いで駈け下って来たり、見るからにすがすがしい老高僧が下りてきたりする姿を見たのです。早池峰山は、かつて多くの人たちが道を求めて修行した場所ですから一種のミステリースポットとなっていてもおかしくないでしょう。霊媒体質の賢治がそういうミステリースポットの霊気に感応して、過去の時空間に入ってしまったのではないでしょうか?

早池峰神社の由緒によれば、早池峰山にはなんと807年に神が祀られ、平安末期か鎌倉初期頃には河原坊にお堂が建てられましたが、大洪水で流出したとされています。また、早池峰山は修験道が盛んであったとも言われています。宮沢賢治は、不思議な現象があってもおかしくない場所に行き、ものの見事に不思議体験をしてしまったのです。

この他にも、宮沢賢治は非常に多くの不思議体験をしています。大入道を見たり、生前の行いが悪いために落ちてしまった餓鬼の声を聞いたり、森の鬼神を見たりしています。童話に出てくる神仏・幽霊・妖怪・魑魅魍魎なども実際に宮沢賢治が見たものかもしれません。特に最大の理解者であった妹トシの死後は、亡き妹トシに何度も会っています。

さまざまなミステリースポットを
偉人たちのエピソードとともに紹介

『新・あの世はあった』に出てくるミステリースポットは、他にもたくさんあります。世界的な文化人新渡戸稲造を危険から守り導いた霊能者佐藤法亮尼がいた山形県南陽市の東雲寺、夏目漱石が臨死体験をした修善寺温泉、南方熊楠が山籠りして研究しているうちに不思議体験をした熊野山などです。中には幽霊と出会った怖い体験もありますが、それも幽霊が何かを伝えようとしたのでしょう。

皆、天才的な霊感の持ち主であったというだけではなく、場がともなっていなければ不思議体験に至らなかったでしょう。

『新・あの世はあった』をお読みになれば、こうした歴史に残る知の巨人や文豪が実際に不思議と遭遇したミステリースポットを探検することができます。世界の文化・世界の不思議を本当の意味で理解するには、日本の文化・日本の不思議を理解することが大切です。日本のミステリースポット探索の旅に出てみたい方は、ぜひ『新・あの世はあった』を読んで偉大な文化人や文豪の不思議体験を追体験し、その場所へ旅立ってみてください。

『新・あの世はあった 文豪たちは見た!ふるえた!』
三浦正雄 矢原秀人著(ヒカルランド 新刊案内書)

★スピリチュアル界のスペシャリストも推薦!

「霊的世界の実相に迫る一冊。素晴らしい「研究書」です」

スピリチュアリスト 江原啓之

「感覚の鋭い文豪たちは、不思議な世界と出会う力を持っているのかもしれません。この本を楽しんでください」
作家・翻訳家 山川紘矢・亜希子

「文豪の霊体験は恐いくらい文学的で鳥肌が止まりませんでした」
漫画家・コラムニスト 辛酸なめ子

 

★バックナンバーを見る→連載記事:山川 紘矢・亜希子夫妻