マインドブロックバスター~読む心のブロック解除 PART.7

マインドブロックバスター~読む心のブロック解除 PART.7

震災から2年。改めて悲しみがよみがえります。

2011年3月11日の東日本大震災から2年が経ちました。あの日から人生が一変してしまった人も多くいます。

今、この記事を書いている私も読んでいる読者の方もその震災で「生き残った」人。直接の被害に遭った、お身内の方や親しい方を喪った方の悲しみ、苦しみ、痛みはとうてい言葉で表せるものではありません。心からお悔やみ申し上げます。

そして直撃を受けず、震災前と変わらぬ人生を継続しながらも「何もできない」自分を責め、己の力の限界を顧みて自己嫌悪に陥る私たち。悲しみはともにありますと言ってはおこがましいでしょうか。

マインドブロックバスターという手法を編み出し、世に送り出した私も常々申しておりますが、私もひとりの人間です。神様ではないので人間が持つ「欲」から自由になってはいません。そして傷ついたことやつらかったこと、悲しかったこと、怒りを感じたこと、嫉妬したことから「自分にそのような感情が沸き起こった事実」を封印し、なかったことにし、目をそらして生きています。

深い悲しみや怒りや傷ついたことを封じ込めてしまうと、その恢復が遅れ、ときには世代を超えて受け継がれてしまうことがあると言っては言いすぎでしょうか。

悲しみも怒りもある「ありのままの自分を認める」

しかし、何度もお伝えしている「心のブロック」とは無意識の領域なので世代を超えることはあります。なぜなら「お金のブロック」のように「お金があるとより多くの怖れにさらされる」という無意識のメッセージが心にあると家族にもそこから発せられるメッセージが伝えられるわけで、それが家族、子孫の無意識の領域にも刷り込まれるわけですから。

「心のブロック解除」のために必要なことのひとつが「ありのままの自分を認める」ということです。醜い感情や怒りや妬みなど「そんな感情が自分にあることが、自分で自分を許せない」とします。それは無意識に防衛になるので、言葉でのセッションでは無意識にそういう自分を認められないと核心に迫ることを避けることになります。結果として効果が出にくいし、言いたくないことを無理に聞き出された、などクライアントさんに不満を持たれる原因にもなります。

ですから言葉でクライアントさんと付き合うセッションをされるカウンセラーさん、コーチの方々はすごいチャレンジャーですし、その領域に踏み込めるだけの技量が必要なので、尊敬します。カウンセリング、コーチングはする側も受ける側もそれに向き合う心のタフさが実は必要なんですね。マインドブロックバスターが敢えて掘り下げをせず、イメージや体感覚のみでブロック解除するのは「認められようが、認めたくなかろうが」無意識の領域に働きかけができることを証明し、その恩恵に多くの人が浴せるようにするためです。
心が納得しなければ人は変わることはできないし、それは相手の力量や説得ではなく深層からその人自身が「気づか」なければ変わりません。

それほど「他人」とはその人自身の人生を生きるものだし、そのようにしか生きられないものなのです。マインドブロックバスターは「他の人にブロック解除をしたら自分のブロックも解除された」という経験をしています。同じ課題を持った者同士が出会う必然を創りあっているのかもしれませんね。

「ありのままの自分を認める」ことから今生きてここに在る私たちが始めましょう。それがここまでいのちをつないでくださった方への祈りとなると思います。

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