『心理セラピスト』が教える!「成功者」とは?~タブーを知る~

成功者になれない人はどんな人?

突然ですが、成功者になれない人の話をします。何故、冒頭からこんなネガティブな話をするかというと、これを自覚せずして成功者への道は無いからです。成功者以前の問題として、不幸な人、惨めな人たちはこの話を知らない人が多いと思います。これを知ることで少なくとも不幸な人生を歩むことだけは回避できると思います。もちろん、賢いあなたには関係ない話ではありますが、「そういえば、そんな人いるな…」と思ったら今からする話を思い出してくれると嬉しいです。
そんなわけで、成功者になれない人の話をする前に、少しだけ補足します。ここでの成功者とは必ずしも『大富豪』という意味ではなく『成幸者』(幸せを感じられる)であり、『自己実現に近づく人』のことだと思って下さい。成功者に一歩でも近づくために、今からする3つのポイントをぜひ押さえておいてくださいね。

成功者を遠ざける3つのポイント

【1】自分の人生に責任を持っていない。
ものすごく大事です。そしてものすごく多いです。たぶんあなたの周囲にも数人はこのタイプがいるのではないでしょうか。わかりやすいのが「セラピーを受ければ確実に心の病が治るんですよね?」「塾に入れば確実に志望校に合格するんですよね?」というタイプです。人間ですから不安があるのは当たり前ですし、不安はあっても良いのですが、人生の責任を誰かのせいにする人は幸せにはなれません。セラピストはセラピストなりに努力しますし塾の先生も塾の先生なりに最大限の努力はしていると思います。しかし世の中は、そんなに単純ではないのです。ましてや、重大な事を人のせいにする人は自己成長が無いので本当の意味での成功者にはなれません。

【2】「絶対」という概念が強すぎる。
これはとても危険です。世の中に絶対という事は絶対にありません。矛盾していますが、そういうものなのです。このややこしい矛盾を受け入れることができるかどうかであなたの人生は大きく変わって来るのです。「絶対に売れる!」「絶対にモテる!」と自己暗示をかけるのはモチベーションが上がるので良い事です。しかし、自分以外の人に「絶対」を多用する人と関わると騙されたり詐欺られたりする可能性があります。または本人が詐欺師的キャラクターだったりする可能性もあります。ペテンとしての成功者にはなれても真の成功者にはなれません。

【3】自分さえ良ければ良いと思っている。
世の中は1人で成り立っているわけではありません。自分以外の人たちがいるから幸せを感じることができるのです。もし地球上に自分以外の生命体が一切いなくなってしまったら、おそらく幸せを感じる事は出来ないと思います。それだけでも、自分以外の人に感謝しても良いくらいです。しかし利己的になるあまり、美味しい話はすべて独り占めにしようとする人もいます。平気で仲間を見捨てる人もいます。そうすると信頼関係がありませんので感謝されるどころか恨みを買う恐れもあります。これでは成功者どころか嫌われ者になってしまいます。

以上3つのポイントをお話してきました。しかし、ここまで極端なポイントが全部揃っている人は流石にあまりいないと思いますが、多かれ少なかれ、もしかしたら自覚がある個所もあったかもしれません。僕もたまに、心に余裕がない時は、成功者になれない人のポイントが顔を出すこともあります。人間なので、たまにそういうことがあっても良いのですが、普段からこれがマインドセットされていると、ものすごく危険です。これらに大きく該当している人は、もしかしたら過去に何かトラウマになるようなことがあったのかもしれません。しかし、「私は昔○○というふうに、育ってきたから…」というのは何の言い訳にもならない事を覚えておいて下さい。間違いに気づいたら、その都度、それを正して行けば良いのです。もし、気になるようなら信頼できるセラピストに相談してみるのも良いと思います。

無意識を意識して、成功の可能性を広げる

巷にはたくさんの成功法則があります。程度の差はあれ、どれも結構良い事を言っていると思います。ただ、恐ろしいのは無意識で、もし無意識の中に、先ほどの3つのポイントが植え付けられていたとしたら自覚症状が無いので成功への道が知らず知らずに遠のいてしまいます。戒めという程、大げさに考えなくても良いですが、見落としがちなポイントとして覚えておいて下さい。あなたが、いつか笑顔で僕に「私、こんなに幸せになりました!」と言って貰える日を、心待ちにしています。あ、大丈夫。すでに、あなたは成功者、もしくは限りなく成功者に近い位置にいると思いますよ。だって、一生懸命、こんな話に付き合って下さるほど心が広いんですもの。いつも本当にありがとうございます。