蛇音イチゴのスピ&癒しカフェ巡り♥ PART.25 神の降りる島、宮島~神秘を感じる旅 その3~

 

TRINITY読者の皆様こんにちは! 神の降りる島宮島を、前回に引き続き一緒に旅しましょう!

七不思議が眠る山をハイキング

パワースポットが点在する宮島にある霊峰弥山(みせん)。今回は途中までロープーウェーで獅子岩駅へ、頂上まではパワースポットを巡りながらのハイキングです。

予想より険しい山道にめげそうになりながらも、途中途中に点在するパワースポットに癒されながら山頂を目指します。消えずの霊火堂)や干満岩(かんまんいわ)・大きな石が積み重なっているくぐり岩等、弥山七不思議と言われる場所を余裕があればのんびり観察しながらの散策が出来ます。

~弥山七不思議~
●霊火堂(消えずの火):弘法大師空海が修行時に炊いたとされる今も燃え続けている炎
●錫杖の梅:弘法大師空海の立て掛けた杖が根にはり、大きな梅の木(八重紅梅)に
なったという言い伝えがある。
●干満岩(かんまんいわ)岩に空いた穴の中に入る水は、潮の満ち引きで水位が変わり・塩分も含まれているという不思議な岩
●拍子木の音:カチーンカチーンと、人家のない深夜にどこからか拍子木の音が聞こえてくると言われそれは天狗の仕業とも。音がなっている間は家の中で、たたりに合わないようにじっと音が止むのを待ったそう。
●曼荼羅岩(まんだらいわ):巨大な岩盤。真字や梵字が刻まれており、弘法大師の筆と言われています。※現在は台風の影響の為立ち入り禁止
●龍燈の杉(りゅうとうのすぎ):旧正月初旬の夜に宮島周辺の海面に謎の灯りが灯り、龍燈と呼ばれている。龍燈がよく見える弥山頂上の大杉は「龍燈の杉」と言われていたそうだが、現在は残念ながら枯れて見ることができない。
●しぐれ桜:どんな晴天の日も雨が降ったかのように、葉から霧が滴ると言われる不思議な桜。残念ながら現在は伐採され見ることができません。

 

弦法大師空海の生きていた時代の事を考えながら、消えずの霊火堂を抜け、そして山頂を目指します。歩けるようになっているとはいえ、やはり山道。吐く息もどんどん荒くなり、途中途中で休憩をしながら、綺麗な空気を体いっぱいに取り込んで、進みます。

年配の方・子供連れの方も多く、たくさんの人が霊峰を訪れていました。平道を歩いているように速いスピードで歩くおじいさんを見ながら、すみません、修行が足りませんでした(苦笑)と思いながらも、おぼつかない足取りで登っていきます。

くぐり岩を抜ければ、もう山頂間近。吹き抜ける風・景色の良さは抜群! 少々苦しい思いをして登った甲斐があります。冷たくも清々しい風が吹き、汗も引き頭がクリアに。

汗を流して心の毒も洗い落ちたら?山頂へ到着!

きついけれど登った先には素晴らしい景色がある。山にはそれだけでも教えられるものがありますが、スピリチュアルスポットとして名高い弥山は独特で、山頂にも大きな石がごろごろ。石の上に座りぼんやりと瀬戸内海の素晴らしい景色を楽しみ、心が潤います。

 

少し目を凝らしてみれば、天狗でもいそうな豊かな自然と数多くの謂れが、神秘的な雰囲気を更にかもし出し、大事なことを、教え、そして語りかけてくるかのようです。

魂を鍛える。弥山は体も心も鍛えてくれる、とても大事な場所。絶好のスピリチュアルスポットだと言えます。自然の吐息を感じ、心と体を自然に返すようなイメージ。皆さんも是非、弥山で大きなパワーを感じ取ってみてください。

小さなことなど、何も気にならなくなるかのような大きな自然の圧倒的な力に、何かを感じられるかもしれません。

それでは、今週も素晴らしいスピリチュアルライフを!

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