松田有真のミラクルHappy☆Life宮古島~宮古島の昔の人々の暮らしとお水を、もう一度PART.4~

松田有真のミラクルHappy☆Life宮古島~宮古島の昔の人々の暮らしとお水を、もう一度PART.4~

宮古島の台所

~前回の続き~
水道が普及されると人々の生活は大きく変遷していきました。同時に人々の生活の基盤である台所も同様に時代の変遷と共に大きく変化していったのです。

こちらは石を3個並べられて作った竈(かまど)。 えっ!?と思いませんでしたか? こ、これが台所……?! これはその昔、実際に宮古島で営まれていた暮らしの風景なのです。

少し時代が進むと、土で固めた初歩的改良竈が登場しました。それでもまだ原始的なスタイルが残っているように見受けられます。

時が過ぎるとコンクリートやレンガで作られた改良竈が登場し始めました。

さらに時代が経過すると、タイル張りの最新式改良竈が登場します。とは言っても……この改良竈も農家の一部にしか見る事は出来ない貴重な竈だったそうです。こうして、写真で追っていくと時代の移り変わりとともに、台所の様子も段階的に変化して来たことが良く分かりますよね! そして、こちらが現代のシステムキッチンです。


先日、那覇市内で訪れたクリナップさんのショールームより

豊かになる生活のなかで、私たちがすべきこと

これらの写真を眺めてみても、今、当り前にある生活の全てが、どれだけ有り難いものであるかを改めて感じさせられるようですよね!何も言わずとも、写真から伝わってくる生活と当時の人々の思いがこみ上げてきます。

現代の、豊かで恵まれた環境で生活を送る事が出来ている私たちは、今、ここから一体何が出来るのか?という方向に自然と意識が向かうようになって行くようではありませんか……?

歴史を知り、今ある暮らしに感謝をして、次の世代へと繋いで行く……、その過程で私達に出来る事はいったいどんなことだろうか? 物質的にはもう十分と言っていいほど豊かになり、満たされている私達。

この十分なまでに物質的に満たされた時代の次に、それぞれが出来る事として考えられること……、それは、もしかすると、個人の精神的豊かさや、一人一人の心の平和、周囲や自然の調和、幸せな時間……。そこから地球環境を考えた行動や、世界平和といった方向へ意識が自然と切り替わって行くのかもしれません。

そして、もう一つ、忘れてはならないのが豊かになった一方で地球に与えてしまった甚大なダメージです。その事についても現代の私たちが取り組んだ方が良いと思われる課題の一つであったりします。

これらの事をもう一度、認識し直して本来の青く輝ける美しい水の惑星「地球」のピュアな姿を取り戻すべく、それぞれの人が日常の中で出来る事小さな事から何か一つでも行っていけたらいいですね!

いったい、どんな事が出来るでしょうか……?

2011年3月11日。あの日から今月で丸2年が経過しようとしています。あの時、体験した事や心に強烈に刻み込まれたことは決して忘れる事が出来ない生涯の教訓になっています。私も引き続き、彼や、周りの方たちと共に力を合わせて、日常の中に創意工夫を凝らし、この美しい地球の未来を考えて出来る事、調和に満ちた世界の実現に向けて今、ここから始められる小さなことをコツコツと行って行きたいと思います。

【~連載後記~】

今回も数日間に渡り松田有真の「ミラクルHappy☆Life宮古島」~しあわせ島時間~「命を繋ぐ大事なお水」を最後までお付き合い下さいましてありがとうございました。今回の昔の宮古島の人々の暮らしとお水についてのお話はいかがでしたでしょうか?

懐かしいモノクロのビジュアルで振り返る昔の宮古島の人々の暮らしとお水については、言葉で多くを語らずとも、そこにある写真が全てを物語ってくれているようでしたよね。

今回の連載で使用させて頂いたモノクロ写真は、全て1967年発行 「宮古島水道誌」宮古島上水道組合資料より了承を得てお借り致しました。お写真の引用を快くご承諾下さった宮古島市役所「上下水道部」総務課の奥平さまに心より御礼申し上げます。笑顔で親切に対応をしてくださいまして本当にありがとうございました。

毎月1回、1日更新の松田有真のミラクルHappy☆Life宮古島
~しあわせ島時間~ 次回の更新は、2013年4月1日です☆

4月は宮古島ではいよいよ海開きのシーズンです!
まだまだお伝えしきれない宮古島の知られざるお話を皆様にご紹介してみたいと思います☆どうぞお楽しみに~。