おから料理研究家 杉リンの 食とアロマで薬いらずPART.8~おから料理~

おから料理研究家 杉リンの 食とアロマで薬いらずPART.8~おから料理~

女性のがんによる死亡原因の1位、大腸がん

日本人の三人に一人ががんで亡くなり、そのうち大腸がんの死者数は、がんによる死亡の三番目に多く年間約1万5000人、患者数は23万5000人に上ります。女性の場合は、大腸がんはがんによる死亡の1位となってます。男性においても、胃がんや肝臓がんは減少の方向にあり、大腸がんが増えているようです。大腸がんの順位が女性の方が高いのは、便秘で悩む方が多いのが原因とも言われています。
腸は食べ物の栄養を吸収するところ。無駄なく吸収しようと長く、腸の壁には繊毛があって表面積も増やして、惜しみなく吸収する工夫がされています。そこに便が溜まっていると、栄養は腸内を素通りして吸収されづらくなります。

栄養が吸収されないと代謝が悪くなり、さらに排出もされづらくなります。お肉中心の食生活や、マーガリンや植物油脂などのトランス脂肪酸を使ったお菓子などを多くとったり、喫煙の習慣なども重なると、さらに腸の壁への負担も大きくなり、大腸がんの確率は高くなるようです。食生活を見直すことで、がんのリスクを減少させ、体調も良くできるのではないでしょうか。

おからの素晴らしさ

日本人は食生活はその昔、主食の玄米に、おかずは魚と大豆を中心とした豆料理でした。玄米と大豆で食物繊維をとり、低い温度でも固形化せずに腸にも溜まらない魚の脂をとり、レシチンとDHA・EPAで腸も脳も快活でした。そのうち大豆には、牛肉に匹敵する質の高いタンパク質、脳の働きを活発にしたり脂肪の排出を促すレシチン、そして腸内をきれいにする食物繊維を豊富に含んでいます。 特に、豆乳を絞った残りのおからには、大豆の栄養と食物繊維はたっぷりと残っています。このおからを上手にとることで食物繊維不足を克服して大腸がん予防に役立ちます。

おからを料理に使おう



しかし、植物繊維が多いおからですが、苦手な人は多いのではないでしょうか。おからは、卯の花にして食べるのが最もポピュラーですが、いろいろな料理に少しづつ混ぜ込むと食べやすいです。

ハンバーグやチャーハンなどお肉や野菜をみじん切りにする料理に少量づつでも混ぜると、おからが入っているとは分らず食物繊維を簡単に取ることができます。コロッケの潰したお芋に混ぜたり、煎ってパン粉のようにして衣に使ったり、また、パンやピザの生地に混ぜると天然酵母のような深みが出ます。お刺身と一緒に食べても美味しいですし、温めて生姜醤油だけで食べても美味しいです。おからはもともとあまり味がしないので、ぜひおから料理を研究してみて下さい。

おからカレーとおからナン



そこで、おすすめのおから料理が、おからカレーとおからナンです。カレーは本来水っぽくおからは利用しやすく、ナンも粉に混ぜる水分量を調整しておからの水分を利用します。カレーは、タマネギ・にんじん・生姜・にんにく・キャベツ・ほうれん草・ごぼうなどなど様々な野菜のみじん切りを油で炒めておからを混ぜ、塩・コショー・醤油・味噌・つゆの素などと、ガラムマサラ・クミン・ターメリック・フィンネル・コリアンダー・カルダモン・シナモンなどなどのスパイスやカレーパウダーを上手く使って味付けます。味噌・醤油・塩麹など発酵したものを使うと、熟成した味になります。

ナンは、例えば強力粉280ccに対しておから140ccといった2:1の割合で使い、塩・砂糖・ドライイースト・油を少々入れて、フードプロセッサーか手で混ぜながら、ぬるま湯を少しづつゆっくり入れて、固まったしばらく捏ねます。ふわふわのナンにしたければ、砂糖をドライイーストを多めにします。砂糖はイースト菌の餌です。少しちぎって麺棒で伸ばしてフライパンで裏表を焦げ目が付くように焼きます。

このおからカレーは、ご飯よりもナンで食べた方が美味しいです。 このナンにカレーをつけて頂くと、スパイスで代謝も上がりおなかもすっきりで、体調はばっちりです。ぜひ、やってみて下さい。