ライフスタイルデザイナー高橋克彰の“ウェルネスのセンスを磨く” PART.12~スリムなボディになるための運動

ライフスタイルデザイナー高橋克彰の“ウェルネスのセンスを磨く” PART.12~スリムなボディになるための運動

今回は「運動」に視点をおいて、スリムなボディの作り方を考えてみたいと思います。ここ最近、運動に対する考え方として「運動はしなくてよい」「運動はしない方がいい」という考え方がちらほら出てきているようで、また、「これさえお腹に巻けば痩せられる!」などという、苦なく簡単に痩せられるという製品がいろいろと販売されています。それでは、ずばり結論から申し上げます。

スリムなボディを手に入れるためには運動は絶対に必要!
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運動しないで痩せられるとか、このサプリを飲んでいれば大丈夫とか、世の中そんなに甘くないんです!ヾ(*`Д´*)ノ”

そもそもスリムなボディになっていないのは、なんらかの不摂生があったり、運動不足や不規則な生活による睡眠不足など、長い年月の生活習慣が原因になっていることがほとんど。それをスリムなボディに変えていくには、食事習慣、運動週間、睡眠習慣を正していって、じっくりと身体作りに取り組む必要があります。「急激に痩せる」「簡単に痩せる」ことほど危ないものはない。

それでは、そもそも運動は必要なのかどうかを考えてみたいと思います。考え方のベースは前回お話しした下記の3つです。

●人間は動物であるということ
●人間は常に飢餓との戦いであったがゆえに、脂肪を蓄えやすく、取り除きにくい身体になっている
●スリムな身体になるには筋肉量を増やす

元来、人間は他の動物と同じように食べ物を求めて常に動き回っていました。動いては食べ、動いては食べ、を繰り返していたわけですね。この「動いては(カロリーの消費)食べ(カロリーの獲得)」で、体内のカロリーバランスが取れていたわけです。つまり、「 カロリー消費 = カロリー獲得 」という等式が成り立っていました。

ですが、今は大昔と異なり、家で寝そべっていても宅配で食べ物が届く時代です。しかも高カロリーの食べ物が……。仕事も肉体労働ならまだしも、これだけIT化が進んで、丸一日イスに座って仕事をしている人が多い。それゆえ、現代では「 カロリー消費〈 カロリー獲得 」という、圧倒的にカロリーオーバーの人が多くなっています。「じゃあ食べる量を減らせばバランスが取れるじゃん!」と単純に考えますが、動物の悲しい性(さが)そうはいかない、ということは前回お話しました。スリムなボディになるには、カロリーを消費する目的と筋肉をつけて代謝を高める目的で運動は必須なのです。

運動によって出る快楽ホルモンが食べ物への欲求を減らす

もう一つ、運動が必要な根拠があります。運動をすると快楽ホルモンが出る、という話を聞いたことはありませんか?実際、適度な運動した後は、ある程度の疲労感と同時にすっきりとした爽快感や満足感を得られます。これは特に「ベータエンドルフィン」というホルモンですが、これは別に覚えなくていいです。運動をした後は快楽を得られる。ここがポイントです。食べ物を食べたとき、「美味しい!」という味覚や嗅覚の喜びや満腹感で快楽を得ることができます。これは身体が食べ物を常に必要としているので、脳が食べ物を食べたときに快楽を感じるようにできています。快楽を感じなければ食べ物を食べようという強い動機にならなくなり、食べることをしなくなったら生存の危機に陥ることになります。

セックスも同じで、これが苦痛以外になにものでもないとなると、誰もセックスをしなくなり、動物として子孫を残していくことができなくなります。それゆえ、セックスは快楽を感じるようになっています。つまり快楽を感じるということは、すなわち人間が生きていく上で必要だからなのです。

人間にとって運動が必要な理由、かなりザックリですが、ガッテンしていただけましたでしょうか?
ガッテン!
ガッテン!
ヾ(・ω・o)

それでは、具体的にどういう運動がよいか考えていきましょう。
脂肪を燃やすためにはランニングや水泳などの有酸素運動(エアロビクス)が大事なのですが、スリムなボディにはそれに加えて身体の全体の筋肉量を増やしていくことが重要です。前回もお話しましたが、筋肉はカロリーの消費する器官です。

筋肉はカロリーを消費する場所。正しく筋肉量を増やす

同じ1時間の運動でも、筋肉量が多いのと少ないのとではカロリーの燃焼量は全く違ってきます。筋肉をつけるにはジムに行ってマシーンで筋トレ!と考えてしまうかもしれませんが、そこまでしなくていいです(お金にもそこそこ余裕があってジムに行けるのなら、ぜひトレーナーを付けて正しい方法でトレーニングをしてください)。

ぼくのオススメはヨガやピラティス。ヨガはやってみるとわかるのですが、ポーズをとるたびに脚の太もも、腕、お腹、背中の筋肉を使いますので、身体全体の筋肉量を増やすには素晴らしいアクティビティです。また、ヨガは様々なメリットがあります。

★ヨガのメリット★
1、呼吸を重視するので、呼吸を整えて精神を落ち着けることができる
2、同じポーズを一定時間とるので、適度な有酸素運動にもなる
3、身体のコアの筋肉を鍛えられ、バランスが良くなる。
4、身体が柔らかくなり、血流やリンパの循環がよくなるので、排泄もよくなる
5、ヨガスタジオに行くと美意識の高い女性が多いので、自分への刺激になる

ヨガをやったことのある方であればわかるのですが、ヨガのインストラクターってみんな身体がスリムですよね!ぽちゃっとしたインストラクターって会ったことないです。身体の中からしなやかでしっかりとした筋肉を持っているからなんですね。。( ̄∇ ̄*)o
また、5に書きましたが、ヨガスタジオに行くと、美意識や健康志向のスリムな人が多く見受けられます。実はスリムなボディになるのに一番のコツは、スリムな人を周りで固めてしまう、つまり、スリムな人たちのいる環境に身を置くことです。

人は環境に左右される。
スリムになりたければスリムな人の輪のなかへ

超おもしろい人たちの中にいる超おもしくない人を探すのって難しいですよね。人は同じ種類の人たちと群れます。お金持ちの人たちはお金持ちの人たちの友達が多いですし、モデルの人はモデルの友達が多い。お金持ちになりたかったらお金持ちの人たちの中に入っていくのがセオリーです。なぜなら人間は環境によってとても左右されやすいからです。

スリムになりたければ、スリムな人たちの集まりに行くのがセオリーです。だってスリムになりたいのにぽちゃっり系の人たちに混じってたら絶対一緒に食べちゃうでしょ!? そういう意味でもヨガは享受できるメリットが高い。

環境づくりという点ではピラティスも同じですね。ピラティスは身体のコアの筋肉を鍛え、正しい姿勢を作るにはもってこいです。スリムなボディスタイルには正しい姿勢は基本中の基本です!どんなにスリムでも猫背ではがっかりです……。ただ、どちらもコアの筋肉量を増やすにはいいですが、一番カロリーを燃焼しやすい大きな筋肉、つまり腕や太もも、お腹、背中の筋肉をつけるにはもう少し何かがほしい。それには自宅で、

1.腕立て
2.スクワット
3.腹筋
4.背筋
をするのが良いです。これを自分でメニューを組んで毎日実施すればかなり筋力がつきます。もちろん正しいやり方があるのですが、それはここでは割愛させてください。これらはどれも道具を使わないので、スペースさえあればどこでも手軽にできます。さて、これで終わりではありません。筋肉量を増やしつつ、脂肪を燃焼させなければいけません。それには有酸素運動です。ウォーキング、ランニング、水泳、サイクリング、いろいろありますが、自分の好きなものでいいです。まあウォーキングかランニングが一番やりやすいでしょうね。ウォーキングももちろん健康にはいいですが、脂肪をしっかり燃焼させたいのであればやっぱりランニングでしょう。ただし全力で走る必要はありません。2人で走っていたら会話ができて、かつ適度に汗をかく程度です。激しい運動をすると、もちろん脂肪の燃焼も高まりますが、身体を壊すリスクや、また、体内で活性酸素が大量に発生して逆に身体を老化させる原因になります。

適度な負荷のかかる運動がよいです。数年前にランニングブームが来て、皇居周りでもスタイリッシュなウェアを着て走っている女性はとても多いです。1人で黙々と走るより、スリムになりたい友達と一緒に走るのはいいアイデアです。今回の話をまとめると、スリムなボディになるためには、ヨガやピラティス、自宅での筋トレなどで、身体の筋肉量を増やしつつ、ランニングなどで脂肪を燃焼させる!

単に有酸素運動だけをすればよい、というものではないということですね。ランニングをするにしても筋肉がしっかりついていないと関節等を痛めやすくなり、結果的にランニングもできなくなったりします。自分の身体を守り、継続的に有酸素運動をするという点においても筋力を付けるのは大事なことなんですね。
実は今回の話では重要なことを欠いています。

筋肉は単純に運動をすればどんどん増えていくものではないんです。運動をしたら筋繊維が壊れ、そこに何かを補っていくことで筋肉量は増えていくのですが、ま、答えを言うとタンパク質(プロテイン)なんですけど、次回はスリムなボディになるための栄養について考えてみましょう☆
\(o ̄∇ ̄o)

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