「蒼月紫野の石と幸せに暮らすHappyLife」パワーストーン生活をステップアップ!PART.17

どんな石と縁がつながるかは
マスターであるあなた次第

 

石初心者さんは、まだハインリヒの中で、ハインリヒの家でハーブティーを飲んでいます。ボスになる石……やはり水晶なのかな?

「ねぇ、ハインリヒ。私のボスの石は水晶なのかな?」
「マスター次第ですよ、誰と縁が繋がるかは。今のところ水晶の線が濃厚ですね。」

天井を見上げて何かをハインリヒはみています。石のネットワークに接続して何かを読み取っているときはいつもこんな感じです。

「あのお店にボスになる石と美容運の石がきたらお知らせしますよ」
「わぁ、ホント?嬉しいな」

石がこうして準備した事に喜んでくれるマスターの顔は、石にとって栄誉ある瞬間。非常にハインリヒも嬉しくなりました。

 

石と話すためには
グラウンディングが大切

 

「さぁ、もう現実世界に戻らないと。夕食の時間ですよ」
微笑する青年。
「あっそうだね。でも帰るのが勿体ないなぁ……」
とはいえ戻らない訳にはいきません。

「また来るね、ハインリヒ」
「ええ、喜んで。では現実世界までお送りします」

ハインリヒに送られて自室に戻った石初心者さん。瞑想の終わりに足首をしっかりつかんでグラウンディング。そして自分が今、ここにいることをしっかり意識して目を開けます。かなり上手になってきましたね、と声をかけるハインリヒに彼女は笑顔で答えます。

「そう言ってもらえると、練習した甲斐があるわ」
「僕たちと話すのをもっと上手にするのはやはりグラウンディングを毎日することかな」
「なるほど。毎朝しているのは無駄じゃなかったね」
「ええ、無駄じゃありませんよ」

ですが、と彼は付け加えました。
「寝る前にも今度からやってみるといい」
「ぐっすり眠れるように?」
「そうですね、そんな感じだとおもっておいて下さい」

そのあとはしばらく部屋の中の石達と話して、きりの良いところで話を終えました。

「さて夕食作ろうっと」
しばらくしてから、モリオンがハインリヒに話しかけてきました。“なんというか前向きな方ですね”
“気配りも忘れなくて良い方ですね”と水晶。“でも時々仕事で疲れて眠りまくることがあるので要注意なんです、限度を超えて頑張ろうとするから”そのハインリヒの言葉に一同はうんうんと頷くのでした。

 

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