ヨガやマッサージだけじゃない! アーユルヴェーダ5000年の奥義 PART.16 インドの神様編①

ヨガやマッサージだけじゃない! アーユルヴェーダ5000年の奥義 PART.16 インドの神様編①

三大神のひとつ、シヴァ神


インド(ヒンドゥー教)にはたくさんの神様がいると思ったことはありませんか? でもそれぞれの神様の特長を知る機会はなかなかありません。今回はヒンドゥー教を代表する3大神から土着の神様まで、アーユルヴェーダライフさんから教えていただきました! 今回はその1弾です!

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アーユルヴェーダに関係深い聖典「ヴェーダ」の中で、神々の讃歌を記述した「リグ・ヴェーダ」では多くの神々が現れます。 ヴェーダ神話の時代の神々の多くは自然界の様々な事象を神格化されたものです。 それがヒンドゥー教の時代の中で、インドの土着的な民間信仰が取り込まれ、ブラフマー神・ヴィシュヌ神・シヴァ神の三大神(三神一体説)に代表される現在のヒンドゥー教の神話の姿に移り変わっていきます。 ここではヴェーダ神話からヒンドゥー教の時代を経て、今も人々から愛され続けているインドの神様をご紹介します。

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ブラフマー神(Brahma)
▼別名
プラジャーパティ(創造物の主)、スヴァヤンブー(自らを創造したもの)、梵天など
▼概要
ヒンドゥー教の3最高神の一人。宇宙の原理を司る神

4つのヴェーダを象徴する4つの顔と4本の腕を持ち、水鳥ハンサに乗った赤い肌の男性(多くの場合老人)の姿で表される。手にはそれぞれ「数珠」、「聖典ヴェーダ」、「小壷」、「笏(しゃく)」を持つ。配偶神は知恵と学問の女神サラスヴァティー(弁才天)である。
ウパニシャッドの最高真理「梵我一如」の梵、宇宙の根本原理ブラフマンが人格神として神格化されたといわれる。
叙事詩やプラーナ文献の中では、ブラフマーの物語も数多く記されており、世界の創造者、ヴェーダや学問を司る神として広く崇拝されている。

 

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ヴィシュヌ神(Vishnu)
▼別名
ナーラーヤナ、那羅延天など
▼概要
ヒンドゥー教の3最高神の一人

宇宙の維持を司る神とされ、青黒い肌と蓮華の様な眼、4本の腕にはそれぞれ「円盤」「法螺貝」「棍棒」「蓮華」を持った姿で表される。 またガルダ(金翅鳥)に乗って空を飛ぶ姿もよく知られている。
ヴィシュヌ神は、アヴァターラ(化身)と呼ばれる10の姿に変身して地上に現れるとされ、クリシュナ、ラーマなどが有名で、クリシュナは叙事詩「マハーバーラタ」で、ラーマは叙事詩「ラーマーヤナ」で語られている。
ヴィシュヌ神の「化身思想(アヴァターラ)」は特に有名であり、一般によく知られているのは「魚(マツヤ)」「亀(クールマ)」「猪(ヴァラーハ)」「人獅子(ヌリシンハ)」「矮人(ヴぁーマナ)」「斧を持ったラーマ(パラシュラーマ)」「ラーマ」「クリシュナ」「ブッダ」「カルキ」の10の化身である。
叙事詩のラーマ・クリシュナを化身とされていることでも、ヒンドゥー教におけるヴィシュヌ神信仰は大変盛んである。

 

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シヴァ神(Shiva)
▼別名
マハーデーヴァ(偉大なる神)、シャンカラ(恩恵を与える者、救世主)、ナタラージャ(舞踊王)など
▼概要
ヒンドゥー教の3最高神の一人
創造を司るブラフマー神、世界の維持を司るヴィシュヌ神に対して、シヴァ神は破壊を司るとされている

別名「マハーカーラ(大いなる暗黒)」より、日本でも神道の大国主の「大国」が「ダイコク」とも読める事から七福神の1人「大黒天」に習合され、食物・財福を司る神としてなじみ深い神である。
シヴァ神はヴィシュヌ神と共にヒンドゥー教において最も熱心に、また広く崇拝されている神であり、配偶神であるパールヴァティー神への信仰も篤い。
世界の破壊を司るハラ(破壊者)の面と、人々に恩恵を授けるシャンカラ(吉祥なる者)・マハーデーヴァ(偉大なる神)と呼ばれる面の、異なる2つ側面を併せ持つ神とされている。

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出典:アーユルヴェーダライフ

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