オーガニックでヘルシーエイジングライフPART.5~オーガニックコスメの選び方~

オーガニックでヘルシーエイジングライフPART.5~オーガニックコスメの選び方~

なぜ女性たちはオーガニックコスメが好きなのか?

今回は女性の方々がオーガニックの分野で一番興味があると思われるオーガニックコスメティックについてです。そして、オーガニックに興味がおありの女性はきっかけがオーガニックコスメだったという方も多いのではないでしょうか。それ程、肌トラブルを抱えたお肌に悩みを持つ女性が増えているという事だと私は思っています。肌トラブルを抱えると、本当は体内、食事、生活習慣、運動で改善することが大切でコスメはあくまでも補助的な役割なのですが、外からコスメティックの対処法で改善させようと思う方が多いので、オーガニックコスメに関心が集まるわけです。今はだいぶ改善しましたが、私も肌トラブルを長年抱えていた一人です。ここ数年で、海外・国内と様々なオーガニックコスメが増え、どれにしようか迷うくらい選択肢が広がりました。しかし、オーガニックコスメの正しい知識を持って使用している方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。

オーガニックコスメの基本

一概にオーガニックコスメといっても、自国のオーガニックコスメティック認証が無い日本は、何をもってオーガニックコスメというのか基準がとても曖昧です。まず、成分に一部オーガニック植物を使用していて、化粧品を作る際に必要な乳化剤、界面活性剤、保湿剤、防腐剤、保存料に人工的な合成化学物質が使用されているコスメ、またはこれらにオーガニック植物成分と合成化学物質で作られた成分を合わせて使用しているコスメがあります。これらはいくらオーガニック植物の成分が入っていてもオーガニックコスメとは言えません。

さらに、全成分にオーガニック植物または野生の植物成分が使用され、乳化剤、界面活性剤、保湿剤、防腐剤、保存料に人工的に合成された成分を使用せず、オーガニック植物または野生植物のなるべく加工されていない成分を使用したコスメがありますが、まさにこれがオーガニックコスメと言えるものです。これに加えて、製造過程でバイオダイナミック農法、スパゲリック法、リズム製法などを取り入れ、エコロジーの観点からパッケージの簡素化やリサイクルの工夫があり、またはフェアトレードの原材料を使用したコスメは、オーガニックコスメとしては良質で環境にも配慮した社会貢献度の高い素晴らしいオーガニックコスメと言えます。

 

世界のオーガニックコスメ事情


ここ2,3年で海外のオーガニックコスメが日本にたくさん入ってきました。海外とひと口に言っても、ドイツ、フランス、スイス、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど様々な国のオーガニックコスメが日本に上陸していて、この中で一番ブランド数が多いのがドイツ、フランス、アメリカ。そして、海外のオーガニックコスメで大切なのはオーガニック認証です。国ごとに厳しい基準があり、オーガニック認証を習得しているコスメが当たり前のヨーロッパでは、認証を習得していなければオーガニックスメとは呼べません。特にドイツは環境への取り組みが非常に高くオーガニック基準も厳格で、ドイツのオーガニック認証を習得したコスメはハイクオリティで優秀なものが多いのが特徴です。逆にアメリカはオーガニックコスメ認証に明確な基準が確立されておらず、日本の有機JASにあたる食品オーガニック基準である「米国農務省USDAオーガニック認証」をコスメにも使用しています。アメリカのオーガニックコスメのカテゴリーに入るコスメはオーガニック認証を習得していないコスメも多く基準が曖昧なため、成分をきちんと確かめてから購入することをお勧めします。

 

日本人にとって理想的なテクスチャー

加えて、私が気を付けているのはコスメのテクスチャー。ヨーロッパは乾燥している地域が多く、また水が硬質なため洗顔せずにクレンジングで拭き取るだけのケアの人が大半で、ヨーロッパのオーガニックスキンケアコスメには乾燥対策のオイルなど保湿剤が多めに入っています。乾燥している日本の冬には最適ですが、その他の季節ではべとべとしていて私のように苦手な方も多いと思います。また、毎日髪を洗う習慣がないヨーロッパでは、シャンプーなどヘアケア製品は小さなサイズが主流で大きなサイズをあまり見かけたことがありません。反対にアメリカでは、テクスチャーだけに限って言えば多様な気候に対応できる日本の四季に適した万能選手のオーガニックヘアケア製品が多いのが特徴です。また、アメリカならではのコストパフォーマンスの高い大き目サイズもあって、毎日髪を洗う習慣のある日本には最適だと思います。

オーガニックコスメの成分配合はその国の気候に合わせているので、海外のオーガニックコスメを購入する場合は要注意。一般的に、乾燥する11月~4月くらいまで、または年間を通して乾燥肌の方はヨーロッパのコスメが最適で、高温多湿になる5月~10月くらいまで、または年間を通してオイリー肌の方はアメリカのコスメが適しています。

化粧品は化学物質の塊。オーガニックコスメと云えども植物成分ではありますが化学物質は入っています。それが毒性のあるものなのか、アレルギー性のあるものなのか、また毒性もアレルギー性もない成分であっても、それが自分に合うものか合わないものかが大事だと思います。そして化粧品成分表示はとっても複雑で、同じ成分でも表示名が違っていたりします。分からない成分があったら化粧品毒性判定辞典などで調べたり、お店の方に確認することをお勧めします。

エイジング対策には、やはりオーガニックコスメは一番適したコスメだと思います。しかし、コスメはあくまでもキレイな肌にするためのサポート役。大事なのは食事、運動、生活習慣、体内からキレイにすること、そして心の持ち方だという事はお忘れなく。