生理痛専門治療院から「生理痛をなくすためにできること」PART.5~生理痛と思考習慣

生理痛専門治療院から「生理痛をなくすためにできること」PART.5~生理痛と思考習慣

生理痛への恐怖や不安が更に痛みを増強する?
「もうすぐ生理がくる、いやだな…」
今月はもっとひどくなっていたら、どうしよう」
などと思っていると、生理がくる前からエネルギーレベルが低下し、実際の生理痛も強くなってしまうことはありませんか?
不安や恐怖、イライラなどといったネガティブな思考は、筋肉を必要以上に緊張させてしまったり、末梢部の血流を滞らせてしまうなど、身体にも悪影響を与えてしまいます。
内臓の働きが乱されたり、痛みや不調に対する感受性が高められ、生理痛の症状を増強させてしまうこともあるのです。

同じ現象や出来事でも、そのとらえ方や発想の仕方は、人それぞれです。
あなたが日々、どういった発想をして、どういった心掛けで過ごすか、その思考パターンで、体調は大きく変化するのです。

「思考の質」と免疫系の関係
日々の「発想の仕方」や「心掛け」といった、思考習慣と体調に関する研究も行われてきています。
医学の比較的新しい分野に、精神神経免疫学という分野があります。
この分野の研究によって、人の「思考の質」が、免疫系の強さに多大な影響を及ぼすことがわかったのです。
前向きで楽観的な思考をしていると、どうやら体内のT細胞という免疫細胞を強化し、数を増やす効果が期待できるということです。
前向きで楽天的な人ほど、日々のエネルギーレベルが高く、疲労から素早く回復でき、たまに風邪や発熱にやられても、強力なT細胞がすぐさま反撃に転じて、原因となる細胞を根絶するのです。

生理痛にも免疫系の異常が関わっているという見解もあるので、日々の思考の仕方によっては生理痛に直結することも考えられます。
また、月経をコントロールしている間脳の視床下部は、喜怒哀楽などの本能的な感情やストレス信号の中継基地でもあるので、感情や思考が生理痛に影響することも考えられるのです。

他にも、思考習慣は上記のような人体生理学的な問題だけでなく、健康管理という課題に立ち向かう際の忍耐力や対応力といった点でも重要です。
生理痛改善のための行動を起こしても、すぐに効果が上がらないときもあります。

・ スポーツジムに通ってみたけど、続かなかった
・ 治療を受けたけど、効果があまり感じられない
・ とにかく色々やっているが、全然よくなっている気がしない

こういった一時的な失敗や停滞を感じることもあると思います。
だからといって、一度や二度の失敗で、活動を諦めてしまっては、結果には繋がらないでしょう。
根気強さや柔軟な姿勢といった心構えがなければ、長期的に健康を維持することはできないと思います。
健康管理は一時的なものではありませんから、忍耐力や対応力といった心構えの習慣も必要なのです。

身体のために思考習慣を変える
こういった思考習慣は、生理痛を改善するためだけでなく、人生の目標達成や幸福獲得のためにも重要です。
ぜひ、よい思考習慣を身につけてください。
日々、どういった思考をするのが自分にとって好ましいのか、どんな鍛錬をすべきか考えてみましょう。

この連載では、このような「身体のためにどういった思考パターンを習慣化するべきか?」といった情報を「思考習慣」として取り上げていきます。
「発想の仕方」や「心構え」といった思考習慣は、正解があるようなものではありませんが、あなたの生理痛改善の一助となれば幸いです。

 

★バックナンバーはこちら