北米スピリチャル巡り PART.1~究極のマイパワースポット・ハワイ島塩水温泉

ハワイの島々の中でも、特にスピリチャルで名声高い、通称ビッグアイランドこと、ハワイ島。初めて訪れた時に、空港に降り立った瞬間から、「ここには凄い何かを感じる!!」と、頭ではない、それは心の奥深いところで触れた感覚でした。何事も人は、体験してみないと分からないものですね。実際にその空気に、エネルギーに触れてみると、なるほど!ここは自然に人気が高まる場所なんだ、と素直に納得した記憶があります。

★ハワイにもあった火山からの贈り物「オンセン」

そんな、着いた瞬間から大ファンになり、ワクワクの高まる旅は始まったのです。
ハワイ島を訪れるほとんどの方々は、島の西側のリゾートの町カイルアコナに滞在しますが、ちょっとしたご縁から、島の東側の雨の量は世界屈指のヒロという町に、10日間滞在することになりました。
ヒロの町は、1960年のチリ大地震で、大きな津波の被害が出て、町はほとんど壊滅状態になったそうで、町中にはツナミ博物館もあり、ツナミの怖さが受け継がれていました。またヒロはHiroと書きますが、一説によると、日本人の移民の方のほとんどが、広島県からの方だったので、ヒロシマのヒロを取って、町の名前にしたそうです。

滞在は友人の友人の家にある、ゲストハウスに。このお宅は、ヒロの町中から、車で山の中腹まで上がった、うっそうとしたジャングルの中にあって、道から家までの間の通路?には、コーヒーやアボガドや、野生植物の原生林!!野生の野ブタも走り回るワイルドさで、目が点に。凄すぎのお宅でした。
家のオーナーが、島全体や周辺の見所などの様々な情報を、教えてくれたのですが、その中でも、一番大きく
自分のアンテナに引っかかったのが、「オンセン」という言葉でした。南国での温泉は体験したことないし、想像しただけでも、心躍りまくりますよね。しかもその温泉の様子を聞けば聞くほど、今すぐ行きたい、と思わせることでした。
その様子とは、海辺にあってとても大きくて、地元の人しかいなくて、おまけに無料とのことでした。

波打ち際のすぐ横、周囲はジャングル!
日本では見られない温泉の形

ここまで聞いたら、すべては後回しで、とにかくオンセンへGO!!ですよね。
そのオンセンの名前は「アハラヌイ・パーク温泉 Ahalanui Hot Spring in Puna」で、ヒロの町から、車でおよそ1時間ほど離れた場所にあります。実際に行ってみると、予想に反した大きさで、波打ち際のすぐ横にあって、周囲はすべてジャングルの森に囲まれて、パラダイスとはここか!と感じてしまいました。温泉自体は1960年のキラウエア火山爆発によって、地熱の高まりで温泉となったそうです。

感覚的には池がそのまんま温泉と、想像されてくださいね。火山での大自然からの贈り物なので、特に先住民たちの神話や逸話などは、まったくありませんが、パワースポットの定義は、「自分がその場所で元気になり、パワーを頂いて、癒される」のなら、それがその人にとっての、正真正銘100%のパワースポットだと、考えています。そういう定義から、ここは究極のマイ・パワースポットなのです。

温泉に入ってみると、その大きさがまず心地よくて、パームツリーのジャングルと、波の音に囲まれて、至福のときの中なんです。
温泉自体の温度は、30℃前後で日本の温泉よりかなり低めです。中の場所の違いによっても、温度が違って自分なりの快適温度の場所を探すのも、楽しみのひとつ。また干潮時と満潮時で温度がちがって、干潮時の方が入ってくる海水が少なくて、全体的に温度は高めなので、干潮時に行くのもよいでしょう。温度が低めなので長時間入っていられますし、海水なので泳ぐのもとても楽なのです。
水深は周囲が1mぐらいで真ん中あたりが2mほどでしょうか。下は溶岩と砂で足を切りやすいのでご用心くださいね。

   

中に浸かっていると、熱帯魚があちこちで泳ぎまくっています。魚の種類によっては、人の体を突いてくる魚がいるのですが、知らないと一瞬の恐怖を感じますが、実はキケンな訳ではなくて、なんと人の皮膚の古くなった角質を、食べてくれてるのだそうで、食べられた場所はツルツルになるのです。
多分ですがここに来る人たちの90%以上は、ローカルの方のようです。地元の方の憩いの場所にもなっているようで、子供も多くてそれは平和で穏やかな空間です。パーキングは大きいのですが、更衣室はありませんので、車の中でしか出来ません。シャワーは水のみのシャワーが備え付けてあります。売店はありませんので、飲み物等は事前にご用意を。温泉全体が公園になってますので、ピクニックテーブルが何箇所もあります。ということで、天国のようなハワイ島の温泉をご紹介しましたが、あなたもぜひ行かれてみてくださいね、必ずマイ・ベストパワースポットになることでしょう。