アセンションという変化のなかで、バランスを取りながら生きる方法

横浜で女性のライフスタイルに合わせた鍼灸・美容鍼灸・疏泄マッサージの施術をさせて頂いているホリスティックケア・プアマナ(puamana)です。

アセンションの年といわれた2012年が終わり、いよいよ波乱が巻き起こるともいわれている巳年の2013年がスタート致しました。今年一年が皆様にとって幸多き一年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。

さて、昨年12月21日はアセンションの日であると言われていましたが、私はアセンションは継続中であり、その中で迎えた2013年は社会生活においても個々人の生活においても益々変化が加速する年になるであろうと考えています。

★変化の扉への入り口

今までの苦悩や不安の種が消え去って、理想の世界が始まると期待していたのに「12月21日を過ぎても何も変化が感じられなかった」とがっかりしている、というお話をたびたび伺うのですが、私はそれこそが「変化の始まり」ですと申し上げています。今、あなたが抱えている、あなたを繰り返し悩ませる問題こそが、あなた自身を大きく変化させる扉への入り口なのです。
変化もアセンションも、「訪れるもの」と期待して待つというイメージを持ってしまいがちですが、どちらも実際は外的要因によって否応なく環境が変化するというものではなく、内面的な働きかけによって達成するものなのです。
人間関係や身体の不調としてあなた自身を悩ませたり不安を抱かせたりするものは、あなたに「どこかにバランスのとれていない箇所がある」ことを知らせようとしているのです。
その不具合はバランスが是正されるまで繰り返しあなたの元を訪れます。そしてその機を捉えて変化を達成するための一歩を踏み出すことがあなた自身が今後矛盾なく楽に健やかに生きていくためにはどうしても必要なことなのです。

◆バランスのとれた状態とは

均整のとれたプロポーション、食事のバランス、など生物学的なバランスについては明確なイメージを持つことができます。ところが、精神的なバランスという言葉は、常にストレスに強いことやどんな場面でも平常心を保つことなど、物質的な劣勢をはねかえす「精神論」に帰結し、自分や状況に打ち勝つ、対象に負けない、といった勝敗が重要視されてしまうのです。
しかし、勝ち負けとは、一方が力でねじ伏せ、他方は我慢を強いられるということ。これは本来、克己心ともバランスとも何の関係もない話です。克己心が問題にしているのは自分の中の欲望、甘え、邪念。自分さえ良ければ、今さえやり過ごせれば、という短期的なプラスを優先し続ける限り、永遠に精神的なバランスを取ることなどできないでしょう。
自分の中にある矛盾に対し、人は無意識に目をつぶろうとします。ところが、結局はそのことが巡り巡って自分自身を苦しめ、自分の中ですら帳尻が合わなくなるのです。そこに向き合う作業は決して楽ではありません。しかし、そうして克己心を発揮して自分の甘さと向き合い、それを認めることなしには結局は今後も社会や環境と矛盾し続けることになるのです。

本当は『偏見も、甘えも、他力本願の気持ちも、悪意もある自分』を親や教育や環境といった外因のせいにせずに見つめ、自分自身の心の反応を変え、まずは自分自身の中に矛盾を生じさせないような精神的なバランスのとれた状態になる、という作業は、思わず先延ばしにしたくなるような苦痛を伴う作業です。

でも、今後も一生(もしくは転生後も)続いていく現状を変えるのか、今だけをやり過ごす人生を続けていくのか?あなたが感じる不具合は、常にそれを問いかけています。

今という大変革の時代に生まれた千載一遇のチャンスを逃してしまうのは、あまりに残念だとは思いませんか?