『運命鑑定士』が教える!誰もが気になる自分の未来を簡単に知る方法

僕は自分をココロセラピストを本業だと思っているのですが、同時に運命鑑定士(占い師)という肩書も持っています。ココロセラピストはその人の心を徹底的に見つめ直して、過去・現在・未来に新しい意味付けをしていきます。一方、運命鑑定士のときは、目指すところは同じで、『正道に導く』ことなのですが、こちらは心からフォーカスするのではなく、占術を使ってお客様に、それを活かしてより豊かな生活を送って頂くものです。

どちらを利用するかは好みや価値観の問題もありますが、わりと似ているのは、過去や未来を知りたい人が多いという事。トラウマを探りたい人は過去を意識しますが、そうではない人は未来を知りたがる傾向がある気がします。

お正月に『おみくじ』を引く人が多いですが、あれこそまさに未来を知りたい何よりの証拠だと言えると思います。僕もそうですが、やっぱり未来には不安も希望もあって、ついつい気になってしまいますよね。

ところで、あまりこういう事を言うと、僕の仕事(占い)に影響してしまいそうなので声を大にしては言えないのですが、精神レベルの高いあなたにはもっと大きな意識を持って頂きたいので特別に未来を知る方法を教えます。そうすれば、具体的に詳細に未来がわかるわけではありませんが、かなり参考になると思います。慣れてきたら、自分の未来だけではなく他人の未来までわかるようになると思います。これは、占いというよりは心理ベースなやり方です。

自分の未来を知ることで何のメリットがあるのかというと、未来を変えることができる選択肢が増えると言う事です。『ドラえもん』が、まさにそれだと思います。22世紀の未来を基準に20世紀の『のび太くん』を見ているのですが、それは彼の未来を変えるためです。未来から見た過去の自分、すなわち現在の自分の人生の数々の分岐点をピンポイントで変えて行くことで違った未来に進めるのです。もちろん未来の自分を知って満足できるのなら、そこに繋がる現在を維持すれば良いと思います。より良い未来にしたいのであれば、現在にちょっと変化を加えれば良いのです。未来は1つではないのです。

では、早速未来を知る方法を教えます。ものすごく簡単です。一瞬で覚えられます。それは《現在の自分(未来から見た過去)を知ること》です。もっというと、自分の習慣を知ることです。

人間は習慣の動物です。生活のあらゆる面で、身体的、精神的にパターンがあります。たとえば、人と会う約束があるのにいつも必ず遅刻する習慣のある人とかいますよね。しかし習慣は簡単には変えることができません。おそらく次回の待ち合わせも彼はきっと遅刻すると思います。

と、するともう未来がわかりましたよね。現在の自分を知ることで未来が見えてくるのです。未来には《今と変わらず遅刻し続ける彼》が存在している可能性が高いのです。

もちろん未来には不確定要素がたくさんありますので、必ずしもそれが100%の未来というわけではありません。ただ、現在の自分が及ぼす影響の要素は多分に残っているのです。

よく「私、いつまで経っても彼氏ができないの」という人がいます。不確定要素に期待して「いつか私にはきっと運命的な出会いがあって大きなお城から白馬の王子様が迎えに来てくれる!」と思っても、王子様は迎えに来てくれないのです。何故なら、王子様を迎え入れる準備をしない思考パターンや行動パターンがあるからです。習慣は続くのです。王子様を迎え入れたいのなら、王子様がやって来やすい未来の土台を作らなければならないのです。現状維持から見た未来は、やっぱり彼氏はいないのです。「そっか。じゃあ、私は王子様も彼氏もいらないわ…」というのであれば、今まで通り生活していれば予定通りの未来に進めますが、「そっか!じゃあ、未来を変える現在を作ろう!」と今、この瞬間から思考や行動を変えると、未来を変えられるパーセンテージが著しく上がるのです。

「それって努力ですよね?」と言われそうですが、必ずしもそうではありません。未来というものは気合いと根性だけで変えられるものでもないのです。

たとえば、安月給。休みなし。それどころか休日に仕事。手当てなし。社会保障なし。明らかに会社は安くて便利な社員を望んでいる。いざとなったら社員など使い捨てだと社長が思っている。超ブラック会社。そんな会社にいたらどうでしょう。「頑張って不平不満を言わずひたすら会社のために頑張れば、いつか出世してお金も時間も増える!」と本気で思いますか。思いませんよね。《ほぼ確実に将来性が無いとわかっているのに、努力を続ける現在》に着目して下さい。現実から目を背けないでください。この前提条件から未来を見たら、永遠に会社の良いなりになっている未来が見えてきますよね。突然、社長が交代してしかも人格者…なんていう可能性はそれこそ何の確信も持てませんよね。

恋愛でも仕事でも同じなのですが、もう少し先の未来を見る方法を教えます。それは『寿命』を意識することです。単純な未来を見るには現在の習慣にフォーカスすればよいのですが、もう少し先には、条件が変わって来るのです。それが『寿命』です。たとえば、若い人なら、近い未来も、若さもパワーもありますが、人間は必ず歳を取ります。恋愛なら、若いうちの方が基本的にモテますが、ご高齢になったらどうでしょう。たくさんのステキな男性たちが花束を持って求婚して貰える可能性はほぼ確実に減って来ますよね。これが現実なんです。つまり、現状維持の未来は近未来で、もう少し先の未来は、現状維持も難しくなる可能性が上がると言う事です。仕事にたとえるなら、ものすごく腰に負担のかかる仕事をしていたとします。若いうちは良いですが、これをずっと続けたらどうなりますか。腰を痛めますよね。ずっと腰を痛め続ける未来が待っているのではなく、最後には痛いだけでは済まない未来になる可能性があるのです。

「結局、未来って暗いてことですか?」と言われそうですが、それは違います。常に現在と未来を意識して対処していれば、常に未来のリスクは減らせるのです。それどころか、別のよりよい方向性を見つけて、よりよい習慣を身に付けていけば、未来はどんどん明るいものと変化して行くのです。

僕が、一日一回は必ず誰かに「自分の心と向かい合いなさい」「自分の心に正直にいなさい」と言い続けているのは、少しでもよりよい未来に進んで欲しいからなのです。

「そんなこと言われたって…」ではないのです。その為にセラピストたちが世の中にはたくさんいるのです。もちろん自力でヒントやチャンスを掴める人もいらっしゃいます。ただ、迷った時に、望まない未来が見えてしまったとしても、あなたは決して一人ではありません。それを忘れないでください。