頭の中のストーリーを変えれば、世界を変えられる。『ザ・メタ・シークレット』ワーク体験

『ザ・シークレット』といえば、全世界で2400万部の発行部数を誇る、メガヒットの成功法則本。経営者、タレントなど、数多くの著名人も推薦図書として挙げています。そんな『ザ・シークレット』の引き寄せの法則は、まだ前段階でした……と銘打って12月に発売された書籍が、『ザ・メタ・シークレット』です。著者は、作家であり心理セラピスト、講演家のメル・ギル氏。12月の来日時には、7つの宇宙の法則を紹介する特別ワークショップを開催しました。編集部も参加させていただいたワークの模様をお届けします。

 

『「引き寄せの法則」は宇宙の法則の前菜に過ぎない』

世の中には、数々の成功法則が流通していますが、本当に成功した人はほんのわずか。そうでしょうね……思うだけでは、願うだけでは、叶うはずはない。実践してこその成功法則!と、頭で分かっていても、成功法則本を読むたびに、将来の幸せを約束された気になってしまうワタクシ。

けれどもメル・ギル氏の『ザ・メタ・シークレット』はそんな甘いことはいいません。書籍内でワーク内容が書いてあるとおり、法則は実践し、継続することが大切とあります!

メル・ギル氏が宇宙の法則を知ったのは、ご自身の臨死体験を通して、いわゆる“あの世”で7つの法則を学んだことがきっかけ。「『引き寄せの法則』はフルコースの前菜にすぎないのだから、いくら食べてもお腹いっぱいになりませんよね」とステージ上で仰ったメルさん。そう、会場じゅうの人が、成功の秘密を教えて!と熱い視線を投げかけます。もちろん私も。

「願いを叶えるには、宇宙へのask・believe・receiveが必要です。
まず、宇宙にaskは“願う”ではなく、権利ある物に対して権利を主張し、それに自分が値すると宇宙に主張することです。Believeは信じること。宇宙を信じられないから、信じられない結果をreceiveしてしまう。望みのことを手に入れられないのは、メンタルブロックがあるからです」とメル・ギル氏。
7つの法則の一つである、思考の法則とは、何事もまずは“思考ありき”で物事が動き出すのだそう。

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もし、自転車に乗ることができると信じれば、あなたにはできます。~略~それは私たちが何かが真実だ、あるいはウソだと信じれば、私たちはその思いが実現するように行動するからです。(ザ・メタ・シークレットより抜粋)

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「成功は、内側のマインドゲームであり、チャンスは外側に用意されているのではありません。自分の内側が、常にピンチではなくチャンスにフォーカスするマインドセットであることです」とメル・ギル氏。

 

『頭の中のストーリーを変えれば世界を変えられる』

ワークショップでは、潜在意識に働きかける瞑想法も実践と共に紹介してくれました。眠る直前、朝に目覚める直前の、脳波が最も瞑想状態に近い時に行うと良いイメージワークなども伝授。

「他人はあなたをどう認識しているかというと、頭のなかの思いが口を出て、相手に伝わって、それが相手の思いになります。私のことは私の口から出て、相手の頭にインプットされるのです」とメル・ギル氏。毎朝鏡を見て、自分に対する褒め言葉をかけてあげるのも、自身の潜在意識に働きかけることができる、手軽なワークですよね。

メル・ギル氏が何度も「頭の中のストーリーを変えれば、世界を変えられるのです」と仰ったように、お話とワークを通して、内側のマインドセットを変えるきっかけをいただいたみたいです。

「“最近どうしているかな?”と思った人から、連絡が来たってことはありませんか? それは偶然ではないのです! 潜在意識を通して引き寄せたのです」
これは、講演の最初で挙げられていたお話ですが、セミナーから5日後、まさにそのことが久々に起こりました。法則を聞いた後のことだけに“思考の法則が働いた!?”とビックリ。 “あの人、今はどうしているのかな?会いたいな”とフッと感じたことは、潜在意識を通して相手に届いたのですね。

一人ひとりを幸せにするために、宇宙の法則は本当によくできているようです。それをより良く利用できるかどうかも自分次第。“ピンチはチャンス!”と考えて、また頑張ります。

 

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<profile>
メル・ギル
『ザ・メタ・シークレット』著者。作家。映画監督。心理セラピスト。講演家。19歳の時の臨死体験を元に、様々なマスターたちと出会い、独自の人生探求を開始する。その間、雑誌「Business Times」と「Sentinel」においてアジア部門におけるベストモチベーションスピーカーとして認められる。2011年長い旅と研究の結果を『ザ・メタ・シークレット』にまとめ、発表。世界でマーケティングを展開し、新たな注目を浴びる。

ザ・メタ・シークレット http://www.metasecret.jp/