あんしん出来る身体の作り方PART.3~五行編~心臓の運動

あんしん出来る身体の作り方PART.3~五行編~心臓の運動

愛知県田原市で無痛整体 あんしん堂 田原赤石院を開業している院長です。
続編で五行(五臓)の運動、姿勢を取ることにより内蔵が動きどのような効果があるのかを紹介します。
これはもともと武術の練功法でしたが、誰でも簡単にできるように運動療法として改編したものです。

中国には陰陽五行説と言う理論があり、五行とは木・火・土・金・水=肝臓・心臓・脾臓・肺臓・腎臓とそれぞれに対応しており、下図の五行相生相剋図のように5つの要素が循環しています。5つの内臓の運動を紹介した後でまとめとして下図の詳しい説明を致します。

前回は肝(木)の運動を紹介しました。上図の循環からすると次は心(火)になるので、その運動を紹介します。

実技2心臓(火)の運動

①:両手を頭の後ろと腰に添えます(左右決まりはない)、息をゆっくり吸いながら胸を張ります。
ポイント:息を吸い胸が膨らみ自然に反る、心臓が上下に伸びるイメージ

②:息をゆっくり吐きながら上体を前に倒す、手を添えた範囲のみが動きます。
ポイント:空気が抜けて胸が窪む、心臓が縮むイメージ

③:①②の繰り返し、10~20回くらい行ってください。
注意:体に痛みとかだるさが出るくらいやるのは逆効果

※上の写真のように心臓は上下に伸ばしたり縮めたりすることにより活性化されます。物を上に持ち上げる動作をイメージしてください、必ず写真1のように心臓が伸びた状態になりますよ。このように普段の生活で使われているのに意識されていない動作が5つの内臓の運動に当てはまります。
また、内臓の運動は毎日負荷なくコツコツとやることが重要です。

▼心臓の主な機能
一種のポンプ装置で血液の循環を行う、一定のリズムの収縮を繰り返す→「心臓拍動の自働性」

▼心臓に関係する症状→心臓のストレスのサイン
①浮遊したような気分
②動悸、不整脈
③尿の色が濃い
④貧血傾向
⑤驚きやすい
⑥手足の冷え
⑦不眠、めまい
⑧もの忘れがひどい
⑨肘、肩の痛み
⑩ろれつが回らなくなる
⑪いびき、夢をたくさん見る
⑫倦怠無力感

▼心臓が病むと→五行配当表より

1.病気が悪化しやすい季節
2.病むときの肌や顔色
3.病気の時の味の好み
4.苦味の働き 堅(下痢などの軟便を固める作用)
5.体臭や排泄物の臭い 焦げ臭い
6.臓の司る器官 血脈
7.病気が現れやすいところ 舌(紅色を呈し、弱ると巻き舌になる)
8.臓が弱ったとき症状が出やすい所 面色(顔色が赤くなる)
9.臓の病変の現れ 憂(夏に憂いを生じやすい)
10.臓が病んだとき見られる病変 噫(おくびやげっぷを出しやすい)
11.臓が病んだ時の分泌液 汗(ちょっとしたことで汗をかきやすい)
12.臓が病んだ時の脈状 鉤(来るときは強く、去るときは弱い)
13.臓が病んだ時の感情変化 喜(よく喜ぶ)
14.病気になりやすい気候 熱(暑い時期)
15.臓の司る精神作用
16.臓を補う果物 杏(あんず)
17.臓を補う野菜 らっきょう
18.臓を補う穀物 きび
19.臓を補う肉


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