「経血コントロールは自然回帰 ~おまた力で女子力アップ~」 踊るセラピスト ベリーダンサーふゆさんより

今回は、元看護師で踊るセラピスト ベリーダンサーのふゆさん主宰の「経血コントロール(生理トレーニング)」のワークショップに出席してきました。

誰にでもできる経血コントロール

私の経血コントロールは自己流でした。もともとは「エコ→ゴミを減らす→生理ナプキンのゴミを減らす」という発想から、布ナプキンを始め、布ナプキンが汚れると洗うのが面倒だからという理由で、自然に生理の血を止めて、トイレで出すようになりました。今はいらないコットンをショーツにひいている程度。

ゴミは少ないし、化学薬品と血が混じった時に出るにおいもなし、生理痛もなくなり、生理は快適で、1日目と2日目が多くて、4日でスッキリ終わるのでラッキーなことばかり。しかし、完全に止めるのは至難の業。そして、どうしてもトイレに行く回数が増えてしまう。その辺の疑問を解決するために、ふゆさんのワークショップに参加してきました。

太古の昔から、使い捨てナプキンが登場する昭和36年までは、骨盤底筋で血を止めてトイレで流すのが当たり前だったそう。ワラをもんで、それを入り口にあてる程度だったとか。
それが普通だったのだから、経血コントロールは身体の構造的には、誰にでも自然に出来ること。

経血コントロールの上級者になると、完全に血を止めて、すべてトイレで出す事が可能らしく、ふゆさんはそれを実践していらっしゃる一人。

ケミカルナプキンをやめれば生理痛もなくなる

ふゆさん自身はマイナスからのスタートからだったと語る。
看護師時代、年に生理は5-6回しかなく、排卵後から偏頭痛が始まり、鎮痛剤を飲み、それでも効かないのでボルタレン座薬を入れ、身体の体温は常に35.0度以下。血圧は上が70で下が40。身体がボロボロで立っているのもやっとだったという。そして挙句の果てに子宮頸がんの前がん病変がみつかり、「手術しましょう」との診断結果。そこで手術はさけたいと必死で身体の事を調べ、色々な事を実践してきたそう。

ふゆさんが実践した方法は、自分の免疫力を発動させること。冷えを取りからだをあたため、運動をして体温を上げ、添加物を取るのをやめるなどして体調を整えたうえで、環境ホルモンであるダイオキシンを経皮毒として子宮が吸いあげることで子宮を冷やし色々な病気の元となるケミカルナプキンを止めること。ケミカルナプキンを止めるだけで、生理痛がなくなり、生理が通常の形に戻る方も多いとか。ふゆさんはケミカルナプキンをやめてから経血トレーニングがスムーズに進み、3年でノーナプキンになったという。

「経血がついたものを何度も使いまわす布ナプキンは、ちゃんと酸素漂白までして下さい。おすすめは「ナトラケア」というオーガニックコットンの使い捨てナプキン。トイレで経血を流せるようになれば1日1枚の使用で済むので、生理中に使うナプキンは合計3枚で済みますね。生理痛があるのは正しい生理ではありません。経血コントロールで自然な生理の形へ戻してゆけば痛みはなくなり、生理が煩わしいものではなく、月1回の楽しいものになってゆくのです」とふゆさん。

少しずつでも続けることが大事
おまた力を鍛えるトレーニング

そして全員でおまた筋を鍛えるトレーニング。閉めて~緩めて~膣筋&肛門体操。
「カイロなどモノを使って外側から温めるのは二の次。まずは運動して筋肉をつけ、自家発電で身体を温めて下さいね。理想は1日30分だけど厳しいことを言うと皆やらないので、ちょっとずつでも毎日続けることがとても大事。3分でいいから毎日運動してください」

最後に全員のおまた筋の締まり具合をチェック。私の場合は、「背筋より腹筋の方が弱いのと、太もものインナーマッスルが弱いですね。もっともっと締まります」とのご指導。「締め方が甘いから完全に止めることができなかったんだ」と実感しました。

TEXT:宮崎法子

ふゆさん

踊るセラピスト
フェイシャルリフレクソロジー・コスモフェイシャル・コスモリフト
ベリーダンサー・インストラクター・振付家
看護師・レイキマスターティーチャー
社団法人日本ダンスセルフ自己整体公認講師
解剖生理学講師

「特にカラダの不調などはお気軽にご相談ください。女性の場合は 骨盤を的確に動かすのが一番の美人道&健康道。健康に、綺麗でいれるベリーダンスを教えたり踊ったりしております」

▼ブログ:http://ameblo.jp/bellydancefuyu/
▼ウェブサイト:http://bellydancer-fuyu.jimdo.com/