松田有真のミラクルHappy☆Life宮古島~しあわせ島時間~PART.1 宮古島ってどんな島?③

【宮古島ってどんな地形なの……?】

宮古島は、島全体がおおむね平坦で、平均標高は60m程。
最高地点でも標高は115mという平らな島です。

飛行機から島を眺めてみると、その平坦な土地の様子が良く分かりますよ!


飛行機から見た宮古島。本当に平ら~!主にサトウキビや葉タバコが栽培されています。

島の北側の海域には、「八重干瀬(ヤビジ、ヤエビシ)」と呼ばれる宮古島の面積の3分の1に及ぶ浅瀬が広がっていて、珊瑚が群生する漁場・ダイビングスポットとなっています。 大潮の干潮時には、海面から珊瑚が露出してサンゴ礁に上陸出来る観光ツアーもあります。

宮古島の形は全体的に「三角形」というイメージで認識すると覚えやすいかもしれませんね!

そして、三角形の形の右側面(東~北東側)と左側面(西から南西側)では景色も全然異なり、比高10~50mの断崖の圧倒的スケール感ダイナミックな景色が東~北東側にあるかと思えば、 左側面には、観光名所として有名な、東洋一キレイな海とも称される「与那覇前浜ビーチ」や、変わった形のアーチが名物の「砂山ビーチ」、平良の市街地から最も近い場所にある「パイナガマビーチ」など 宮古島ならではの、エメラルドグリーンの海に白い砂浜の美しいビーチが左側面には多く見られます。


エメラルドグリーンの海が美しい与那覇前浜ビーチ

島の右下の突端にある「東平安名崎」という岬から眺める景色には、断崖絶壁と眼下には巨大な岩がゴロゴロ転がっている不思議な光景が見られる場所もあります。

そして、三角形の底辺の海岸線をインギャーマリンガーデンから保良川ビーチ方面に向けて車を走らせていると、壮大な断崖が見えてきます……!

ハワイを訪れたことがある方のお話だと「この景色、ハワイにすっごく似てる~」そんな声を聞く事があります。 海岸線ごとに全く違った表情を見せてくれるのも宮古島観光の楽しみの一つかもしれませんね……!

皆さんは、どの景色がお好みでしょうか?

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【島の人々はどんな感じ……?】

私が宮古島で出会った方々は、みんなのんびり穏やかで キラキラ笑顔の純粋な方が多い印象を受けました。

知らない人でも、すれ違いざまには「こんにちは~」「今日も暑いね~アハハハハ~!」と声を掛け合い、そこから他愛のないお話が始まったり、身体の具合が悪くなってしまった際や 移住当初、お友達もおらずいつも独りだった際には、ご縁を頂いた島の人たちにとても親切にして頂いたことがありました。


移住当初から何かと親切にして下さっている島人さんが連れて行ってくれた、
2011年伊良部島の「海神祭」(ハーリー)での一コマ。

 

数々のストレスや苛立ちを抱え、周囲の人みな「敵!」のように感じて生きていた都会の生活とは全く別世界になりました……! もちろん、中にはそうでない方や「そんな体験全然してないよ~」という方も島の中にはいると思いますが、自分が出会う人や遭遇する出来事は“全て自分の心の中を映す鏡……”と言います。

宮古島に移住してから約2年。これまでいろんなことがあって、随分と長い間人に対して心を閉ざし続けていた私でしたが、宮古島の柔らかな気候風土や島の人々の優しさや温かさ触れ、人や自分自身に対してのこだわりがなくなり 心を開いて、自然体でいられるようになりました。

宮古島出身の方、移住されている方もゆったりとお互いに窮屈にならない距離感を持って、会えばいつでも笑顔で温かく接してくれるので、とても気持ちの良いお付き合いが実現していると感じています。

そして、島には「結(ゆい)の精神」=「相互扶助、助け合いの精神」が今も生きています。 「ゆいまーる」という言葉をどこかで聞いたことがありますか? 結(ゆい)とは、主に小さな集落や自治単位における共同作業の制度。 「ゆい」は(共同、協働)であり「まーる」は順番を表します。

サトウキビ畑の収穫や、家屋や墓地の建造金銭的な相互扶助などリーダーを持たず、その時の結成メンバーが一致団結して一件ずつ順番にその作業を行います。 ゆいまーるを組む人々は親戚、近隣住民、友人などさまざまゆいまーるを通して家族同様の長い付き合いをすることになるのですね。

宮古島には、厳しい自然と、歴史のなかで培われてきた、多くの私達日本人が忘れてしまった助け合いと自律の精神が、今なお生き続けているのかもしれません。

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さて、今回お届けした、松田有真による「宮古島情報」はいかがでしたでしょうか?

最近では、TVのバラエティー番組や、朝の連ドラなどで宮古島が舞台となり、宮古島の美しさが、ビジュアルで全国に届くようになりました。 皆さんの注目度も一段と増し、知名度も高まりつつありますよね……!

そして、こちらはちょっと不思議なお話になりますが、一説では約12,000年前に沈んだという古代文明「ムー大陸」や「レムリア」の一部だったという話もあり、この島に何か特別なものを感じられる方が世界各地からわざわざ来島される事もあるようです。

これからも目が離せない注目の宮古島。 次回は、2013年の新年年明けに、お届け致します……☆

「松田有真のHappy☆Life宮古島~しあわせ島時間~」 次回の更新もどうぞ、お楽しみに~!