サイキック夢見者REMIの不思議な夢の世界~第四話「夢からの警告 災害に備えよ」①

スピリチュアル教師が体験してきた、災害の予知夢、天界からの訪問者、亡くなった人を天国に連れていく夢など、数々の不思議な夢の世界をご紹介します。「第一話 夢と現実の間で「第二話 これから生まれる予定の子供と“夢で逢いましょう”」に「第三話 夢は危険の予知者  」につづいて、「第四話 夢からの警告 災害に備えよ」をご紹介します。

 

第四話 「夢からの警告 災害に備えよ」

2011年3月11日に起きた震災は日本と世界の人々の心に大きな衝撃を与えました。
私は、大津波が起こる前の1月、大きな洪水から逃げる夢を見ていました。2月には「災害に備えよ」というメッセージを直接夢で受け取り、阪神大震災を教訓に作られた非常用持ち出し袋や、非常用の食糧、簡易トイレなどを購入していました。2月に講座にいらした生徒の皆さんには、非常時の備えをお勧めしました。
この未曽有の出来事に関して私が見た夢をご紹介します。

2011年1月に見た夢 – 洪水に流される
夢の中で、私たちは、洪水が来るということがわかっています。世界中がおびえていて、日本では正気を失っている人もいます。大きなシェルターのような場所が区分けされており、少人数のグループずつ、区分けされた部屋の中に入ります。私は、皆に手をつなぐよう促しています。私のグループには、中年の女性やおびえた女の子がおり、たとえ肉体を失ってもスピリットは生き続けることなどを話したり、深呼吸して、気持ちを落ち着けるよう彼女たちを励ましています。

その後、水がやってくる大きな轟音が聞こえてきます。外からたくさんの悲鳴が聞こえてきます。私はひたすら呼吸を整えます。水がとうとうやってきます。私は備えていたとおり、自分の中心(内側)に入り、深い祈りを捧げ、自分自身を無我の状態に置きます。次の場面では私は水に身をゆだねています。流されていくと流木のようなかたまりがやってきたので、それにつかまり、上によじのぼって、更に流されていきます。

しばらく水に流されていくと比較的豪華な建物の3階、畳敷きの大広間のような場所に辿りつきます。その階に流れついた瞬間、流木から降りて、畳敷きの大広間をひたすら奥へ奥へと全速力で走ります。途中で豪華な衣装や財産に気を取られている人たちが目に入りますが、今そんなものに気を取られていてはいけない、走らなければ、と思いとにかく走り続けます。建物の奥に閉じた扉がたくさんある大ホールに辿りつきます。何も考えず、直観的にある一つの扉へ向かって走り続けます。

その扉に近づいて初めて分かったことですが、よく見るとその扉には鍵がかかっていませんでした。そのまま外へ出ると、先に避難している人たちが列をなして次々と後ろの山に登っていくのが見えます。私の足もとには、上着が脱ぎ捨ててありました。上のほうは寒いので、誰のものか分からないが、とにかくその上着を拾い、あとはその列についていけばよい、と思ったところでほっとする…。

そこで目が覚めました。全てが鮮明で、ストーリーとメッセージがはっきりとわかる夢でした。非常時にどうしたらよいか。その夢のメッセージはしっかり心にとどまりました。

~つづく~

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