小杉治の『人生山あり、谷あり』PART.2~頭のなかに願望を思い描く~「モチベーション」

こんにちは、小杉治です。本日は連載第二弾。
前回の記事、【小杉治の『人生山あり、谷あり』PART.1~楽な方に流されていませんか? 「神様の踏み絵」】はいかがでしたか?

さぁ、本日のテーマは【モチベーション】です。やる気ととらえていいと思います。
体調の良し悪しにも左右されますが、やる気が自然に出る時と、どうも調子が出ない時ってありますよね。そこでまず、モチベーションが上がらないふたつの理由と、どうしたら安定的に【モチベーション】が維持できるかを考えてみようと思います。

ひとつ目の理由です。
皆さんが一日の中で一番長時間かかわるものは何でしょうか? 普通は仕事ですよね。そう、その仕事が好きでやっていて楽しいかどうか。これがモチベーションの上がらない理由のひとつ目です。やっていくうちに上手くできるようになって、大抵の人は多少のストレスはあっても我慢ができる範囲にいると思われます。でも、やはり好きで選んで好きでやっている仕事ではないと、どうしても向上意欲もないでしょうし、熟す・あしらう仕事になっているのではないでしょうか? そんな仕事を終えて楽しいはずの趣味やデートもストレス解消やうっぷん晴らしでは【モチベーション】は上がってきませんよね。マイナスになった気持ちをイーブンに持ってくるのが精一杯なはずです。難しい問題ですが、好きな仕事に変えるとか、好きになれるように工夫をするとかしないと、有限である人生の時間が勿体なことになって、残念な人生になりかねません。仕事のやり方を含めて考えてみる必要があるでしょうね。

ふたつ目は、心が揺れて行動に一貫性がないことかもしれません。これはどういうことかというと噂話やちょっとした出来事に左右されて気分がいい時は【モチベーション】が上がるのに、少しでも落ち込むと全くと言っていいくらいに【モチベーション】が上がってこない『気分屋さん』な事ではないでしょうか?これは性格ですと片づけると簡単ですが実はそうともいえません。以前は気分屋さんだった方が今はスッカリと『大人』になっていつでも笑顔なんて方は周りにいらっしゃいませんか? そうです。変わることが出来るんです。その秘密がこれからの話です。

さぁ、どうしたら安定的に【モチベーション】が維持できるようになるのでしょうか?
その秘密はおそらくこうです。「夢よりも強い『願望』や『目標』を持つこと……」。あまり低いものは目標になりませんが、それほど大層なものである必要もありません。

例えば、資格試験の合格発表の日のシーンとか大きな商談が決まって仲間と祝杯を挙げているシーンを脳のなかに『バシッと』描くんです。私は甲子園に出て準優勝をしましたが中学校の一年から『甲子園』に出ていました。勿論、その時は頭のなかの甲子園ですけどね。

頭に描いて思い出すとつらい練習にも耐えられて本当の甲子園に行けちゃいました。
スポーツ選手に限らず多くの人は【モチベーション】を上げる時にこの手を使っています。お金もかからずに今すぐできて非常に効果的だからです。別に大声を出して気合を入れる必要もありません。休憩中とか就寝前に目をつぶって想像するんです。ニンマリ来たらリセットはOK。本当に【モチベーション】が上がってきますよ。

バカバカしいと思わないで『心の力』を使ってみてはいかが?

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