ココロセラピストが教える禁受法!「不幸の法則」とは?PART.2~幸せになるのが怖い人

誰もが幸せになりたい。そう思っていると思います。おそらくあなたもそうだと思います。
「TATSUMIさん。何を言っているんですか? 幸せになりたくない人なんているわけないじゃないの? 変なことを言わないでください!」

なんてお叱りの声が聞こえてきそうですが、これは気にした方が良いです。これを知っていると知らないとでは、もしかすると人生が大きく変わってしまうかもしれません。風邪と一緒で、普段から対処しておけば大丈夫なのでそんなに怖がらないでくださいね。ステップ・バイ・ステップで、分かりやすく順序立てて説明して行くのでご安心ください。もし、あなたがこれを知り対処できるようになれば、人生の大きな壁を1つクリアしたのと同義です。ぜひしっかりと理解して、あなたの大切な仲間たちにも教えてあげて下さいね。

まず早速。「幸せになりたくない人」とは、どんな人かというところから入って行きたいと思います。厳密には「幸せになりたくない人」というのは殆どいません。限りなくゼロに近いと思います。では、どんな人がいるのかという事になりますが、「幸せになるのが怖い人」がいるんです。
これは自覚している人もいれば、無意識でそのように思いこんでしまっている人もいます。1つずつ説明して行きますね。

自覚している人のタイプは「幸せにはなりたい。でも、幸せって怖い感じがする」「幸せになったらしっぺ返しがありそうな気がする」「そもそも私は幸せになって良いの?」という感覚を持った人の事です。

自覚していないタイプ。すなわち無意識的に思い込んでいるタイプの人は、自覚していないわけですから「どうして、私って不幸なの?」という具合に自問自答を繰り返しているかもしれません。
このタイプの方は、無意識が幸せを拒絶しているので、何故か人生がうまく行きません。
たとえば、彼氏ができてもすぐに破局してしまう。しかも自分は何も悪い事をしていないのに。実に不思議なのですが、実はここに大きな落とし穴があります。

潜在意識(無意識)は幸せになることを恐れていますから、何としてでもそのリスクを回避したいわけです。つまり、「彼氏ができたら幸せになってしまう。だからなんとか破局させなきゃ!」という具合にはたらいてしまうのです。
そうなるとデートの時に何故か、いつも具合が悪くなって「俺といて楽しくないわけ?」なんて思われてしまったり、何故か寝坊してしまったり、遅刻してしまったりとマナー違反を繰り返してしまったり。何故かイライラして彼氏に暴言を吐いてしまったり。
これらを繰り返すと、当たり前ですが間違いなく嫌われます。にも関わらず、やっぱり自覚が無いので今度は言い訳を探し始めます。「私の表情が仮につまらなそうに見えたなら、楽しませようとか思わないわけ?」とか「遅刻くらいで怒るなんて心の狭い男!」とか「誰だって言葉のあやくらいあるじゃない!何でイチイチ怒るわけ?」等です。

新しい彼氏ができたとしても毎回このパターンを繰り返すので最終的に「私って男運なくて~」なんて友達に愚痴りだしたりします。仮に自分の異変(落ち度)に気付いたとしても「私って結局ダメ人間なんだ……」と自己暗示してしまう可能性があるので、それも気をつけて下さい。もしかしたら、これを読んでいるあなたにも心当たりはありませんか。

このタイプの場合、本当に元々の性格が悪い人は別として普段は気立ての良い優しい人でも同じ罠に陥ってしまうので気をつけて下さい。もし、少しでも該当箇所があったら、「もしかしたら、私、幸せを無意識的に怖がって拒否してるのかもしれない!」と意識化することをお勧めします。別に病気というわけではないので怯える必要はありません。

これらの「幸せ恐怖症」もとい「幸せ拒否症」の人たちは、もしかすると過去に何らかのトラウマ体験があるのかもしれません。恩を仇で返されたとか、誰かに「お前は幸せになんてなれないよ!」とネガティブな暗示を刷り込まれたか。もしくは幸せだったが、何故か一気に不幸のどん底に叩き落されてしまって、幸せには不幸がつきものだと思い込んでしまっている人。

では、今までのパターンを把握したところで肝心の対応策を教えますね。これはとても簡単ですので、誰でもできます。気楽に試してみて下さい。

STEP1
幸せの許可を与える!
自分の胸に手を当てて「私は幸せになって良い。私は私が幸せになることを許可します」と繰り返して下さい。

STEP2
未来の方向性をシフトチェンジする!
自分の胸に手を当てて「私の過去は未来への延長とは限らない。私は過ちを繰り返すこと無く、望む未来を手に入れる!」と繰り返して下さい。

STEP3
とりあえず2週間続ける!
1と2を最低1日1回、2週間続けて下さい。人間の習慣は14日で身に着くと言われているからです。これらの儀式が習慣になってしまえば、これらの自己暗示が無意識に新たに書きこまれ、いずれ自動的にこれらの暗示の通りにはたらきだすことでしょう。

 

もし、もっと深くトラウマなどを掘り下げたい方は、信頼できるセラピストさんに、ぜひセラピーを受けてみて下さいね。
これはいつもみんなに繰り返し伝えているのですが、大事なので覚えておいて下さい。
「あなたは幸せになって良いのです。遠慮なく幸せになって下さい!」

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