玄米&酵素玄米の炊き方について~マクロビオティック・レシピ編

みなさま、こんにちは。
そういえば、一番大事な玄米の炊き方についてご説明をしていなかったな、と今さらながら思い出しまして、最近話題の「酵素玄米」と合わせまして、レシピをご紹介させていただきます。

まず玄米ですが。
こちらはすでに本やインターネットで数多く紹介されていますね。
ですので、私流の解釈ですが、ご紹介させていただきます。

「玄米の炊き方」

①玄米を好みの分量、ザルにあけて、ゴミやもみ殻などが混ざっていないか軽くザルを振って、それらをつまんで取り除く。

②大きめのボウルに水を張り、ザルに入った玄米をそのまま浸し、ザルごと軽く振って水に馴染ませ、すぐに水を切る。ゴミなどが浮いていたら取り除く。

③ボウルに新しく水を張り、玄米をザルのまま浸し、そのまま水の中で玄米を手の平にすくい上げ、両手の平を合わせ、やさしく拝むように丁寧にこすり洗いをする。数回繰り返しますが、強く洗い過ぎないように。胚芽や栄養などが取れてなくなってしまいます。
また、水に浸さずに玄米をザルの中でそのまま同じように洗っても良いです。
(この洗い方はマクロビオティックでは“拝み洗い”と呼びます。おいしくなりますように、と願いながら洗いましょう。)

④洗った玄米をザルのまま水から上げます。
(水に浸さずに洗った場合は水を張ったボウルにざっと浸けます)
濁った水は捨て、3回ほど水を交換し、玄米をザルごとゆすってざっくりすすぎます。水が透明になったら洗い上がりです。

⑤そして、ザルのまま玄米を30分~1時間放置。水を切ります。
※ここで私流の大きなポイントなのですが、玄米を浸水はしません。一度完全に水を切ります。なぜなら、浸水をしてしまうとその水の中に玄米の栄養分が流れ出ます。その水のまま炊くのも悪くはないのですが、私は、その栄養分が含まれた水が、炊くときに蒸気で逃げてしまうことを出来る限り避けたいと思います。玄米自体に、玄米そのものの栄養分をギュッと集結させたいのです。拝み洗いの段階で丁寧にやさしく擦り合わせることができれば、浸水はそれほど必要ありません。

⑥塩をひとつまみ、もしくは梅干のタネをひとつ落とし、もしあれば炭を一片加えて、炊飯器や圧力鍋など、好みの方法で炊きます。
その際の水分量は、たとえば炊飯器でも、お釜に記されている規定量より少し多めが良いでしょう。浸水していませんからね。玄米が3合ならば、水は3.2~3.5くらいでも大丈夫です。
圧力鍋の場合はその鍋にもよりますが、やはり水を多めに加えて、圧力をがんがんに強くかけて炊くととてもおいしいです。

「酵素玄米の炊き方」

炊き方は上記の⑤まで同じです。
玄米を炊く際に、小豆をその玄米の1割、加えます。
多少の増減はお好みでどうぞ。
小豆も浸す必要はありません。玄米と一緒に普通に炊いてください。
ただ、水分量は小豆の分、増やしてくださいね。
もしくは例えば、玄米+小豆で合計3合、という炊き方なら簡単かもしれません。

 

また、酵素玄米は炊飯器や保温器で保存すると、時間が経てば経つほど醗酵が進み、どんどんモチモチになっていきます。場合によってはもち米のようになることでしょう。
数日間は大丈夫ですが、もちろん腐らないわけではありませんので、長くても3日間ほどで食べ切ってしまうほうが良いようです。

玄米そのものにも酵素が豊富に含まれていますが、やはり酵素が豊富な小豆と一緒に炊いた酵素玄米は、さらに酵素が多く活性化をし、冷えや便秘の改善や風邪の予防にもなりますし、お肌も髪もつややかにしてくれます。炊くときに塩や梅干を加えることで、大きな相乗効果を生み出します。
お好みもあるでしょうが、ぜひ一度お試しくださいね。

そして、玄米も酵素玄米も、炊き上がったら鍋にしゃもじで十字に切り込みを入れ、全体を混ぜ合わせます。
おちゃわんによそい、ごま塩を軽く振って、さあ召し上がれ。

また、ごま塩ですが、男性は黒ごま塩、女性は白ごま塩が合うでしょう。
白ごまは女性ホルモンを活性化させてくれますし、黒ごまに関しましてはなんと、私は常食していたらヒゲが濃くなってしまいました(笑)。
ですので、男性には黒ごま塩が合うでしょうし、女性でも特に元気をつけたいときには黒ごま塩をオススメ致します。
よく噛んで召し上がってくださいね。

さあ、みんなで、レッツ健康!エンジョイごはん!

すべてはあなたの人生を応援しています。

愛と感謝をこめて。

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