「蒼月紫野の石と幸せに暮らすHappyLife」パワーストーン生活をステップアップ!PART.4

石との出逢いも運命的!
~パワーストーンの精霊とのファーストコンタクト

Hello!蒼月紫野です。今回は石の精霊とのファーストコンタクトのお話です。誰でも運命の人との出会いというものはありますが、石との出会いも運命的なものがあるのです。

「石の中に住んでいるのかしら……!?」
「こんにちは、僕のマスター!」
小人さんが返事を返してくれました。びっくりしたものの、石初心者さんは思ったより冷静に受け止めています。お友達にこういう事もあるかもしれないと聞いていたのもあります。余りにも驚きすぎたのでかえって冷静になったのかもしれませんね。
肉声とは違う感じの声がします。でも自分の声でもありません。ならば石の精だと考え、石初心者さんはアメジストファントムを手にとってみることにしました。
「私がマスターなの?」
「僕の主だからね!マスターと呼ばせて貰うよ。僕はアメジストファントムの精霊さ。長い間マスターを捜していた」
そういうとコビトさんは石の中から石初心者さんを見上げて言いました。
「名前つけてよ」

石の名前を付けて欲しいと言われることもありますが、石が元々持っている名前を名乗る場合もあります。後者の場合はそうそう滅多に起こることではありません。石との信頼関係など色々な事が全て整わないと石達は名乗らないようです。

「ハインリヒ、とか」
何となく頭に浮かんだので呟く石初心者さん。小人さんは飛び上がって喜びました。
「素敵な名前を有難う!これで今日から僕らは友達だよ」
「あ、そ、そうだねっ、よろしくね!」
「末永くよろしくねー。ところで君は石の初心者みたいだけど、よかったら僕たち石の世界のこととか色々話そうか?」
「わ、有難う、詳しいお友達が一人いるだけで、私は全然石の事知らないの。石の世界とか楽しそうだね。どんな感じなの?」
「まぁまぁ慌てないで。まずはマスターについて教えるよ。僕ら石を持っている人がマスターになるんだ。自分で買うなり、採掘してくるなりしたものが僕らね。僕らからみれば君は主になるからマスター。OK?」
「うん、OK。よく分かったよ。」
「この家にはまだボスがいないね。石は僕だけみたいだし……そのうちボスとも出会えると思うけど、とりあえず仮ボスは僕がなっておくよ」
「ボスは……どんな石なの?」
「ボスはこの家全体、全ての石を取り仕切る石だよ」

色々と小人さんのレクチャーは続きそうです。
ボスがどんな石なのか、ボスになれる石はどんな石なのかについては、また今度話してもらいましょう。
石について幾つかご質問が来ているので、次回はそれにお答えいたします!

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