穴口恵子さんが伝授!激変の時代に、しなやかに幸せを掴む『正直な女』とは?PART.7

★前回までの記事はコチラ

 

-迷った時には、気持ちを切り替えたほうがいいのに、ドロ沼の迷いにとどまりがちになるのは、人間が弱くて、変わりたくないと思うからでしょうか。

誰もが迷いのゲームを自分でしちゃっているのです。自分でフックをかけてね。本来の自分の一番究極なところにいかなくてもいいという言い訳になるからね。自分の正直な軸につながって生きることは、ある意味でチャレンジなことも起こります。本来、チャレンジは乗り越えられるものなのだけれど、私たちって怠惰なところあるじゃない。言いたくないけど(笑)。

そんな時は、もし、迷いから抜け出せずに怠惰でいて、夢も叶わなくて…という奈落の果てをイメージするといいですね。私、本当にそんな人生でいいの?……と正直になると、やっぱり嫌だよね、と思うことができる。

冷静になって一瞬止まるのは大事ですよね。“待てよ、私、また渦巻いているな”と。そうしたら“このまま渦の中にいたいの? そんなの止めた!”と決めるのは自分自身ですよ。渦の中でベターなのは何?という意識に切り替えていく。決めたら始まるんですよ。

正直になるということは、“自分で決める”ということも含まれます。人生は自分で決めるんだよ、と。人任せでは誰も決めてくれない。

究極的に、正直に自分の軸で生きたら、家族が反対する、大事な人が理解してくれないかもしれない…という拒絶の抵抗が出てくると思うのですが、チャレンジを越えて自分が正直に生きると周りも変化します。

私の場合は、ダイナビジョンを経営しているので、私が正直に生き抜くほど、スタッフが辞めてしまうこともありました。でもそういうことが起こるんですよ。私が会社と共に正直にいると、チームも正直レベルが上がってくるんですよね。私は、『正直な女が幸せになる!』の本を書いてから、変化が激しくなりました。未来のダイナビジョンのビジョンがハッキリ見えて、悪いことが起こっているわけではなく、組織にも季節があるので、新たな時代に差し掛かったということです。私が意図したことが、着実に始まったと予想していました。ダイナビジョンのような“スピリアル”な会社は、社会の意識を変えていく役割があるので、内部の人たちが建前で生きていたら、話にならないでしょう。

正直ではない状態でいるのは、これからの時代は非常に難しいと思います。
他人の建前を察するほど、人々の意識は目覚めたということ。正直な女というのは、目覚めた女で生きるということでもあるのです。個人のレベルでも、不正直に生きてきたところがあるなら、本当に正直になって生きたほうがいいですね。

~続く~

<information>
▼穴口恵子さん新刊
『「正直」な女が幸せになる!~夢をかなえて新しい自分に生まれ変わる88のレッスン』

▼「正直な女が幸せになる!夢を叶えて、自分を変える88のレッスン」公式ページ
http://keikoanaguchi.com/shojiki88.html
お問合せ:ダイナビジョン
http://www.dynavision.co.jp/
穴口恵子さん公式HP
http://www.keikoanaguchi.com/

★バックナンバーを見る→連載記事:穴口恵子