「蒼月紫野の石と幸せに暮らすHappyLife」パワーストーン生活をステップアップ!PART.3

石を綺麗に保ってパワーアップしよう!
~パワーストーンの浄化方法とは?

Hello!蒼月紫野です。今回は石の浄化のお話です。そもそも浄化ってなんだろうと思ったことはありませんか?そのあたりにも今回、触れていきます。では喫茶店での二人の会話を聞いてみましょう。

「あー緊張してちょっと疲れたよー」
ややお疲れ気味の石初心者さん。石好き友人は初めての経験だからしょうがないねーと微笑しました。
「そういえばセージってあの乾いた葉っぱのこと?」
「そうだよー」
「何に使うの?」
「石の“浄化”に使うのよ。聞いたことない?」
そう言われてみればなんとなく聞いたことはあります。でも意味はよく知らない。石の掃除みたいなもの?タワシで石をごしごしするの?ううん、分からない……。考え込んでいる石初心者さんに石好き友人が声をかけます。
「簡単に言うと、人間がお風呂に入るのと同じで、石を綺麗にしてあげるの。そうすることで石が綺麗になったりパワーアップしたりするのね」
「そうなんだ。じゃあセージを使うと綺麗になるの?」
「そうだよ。セージの場合は火を葉につけて、煙に石をかざすの。しばらくすると煙が石から離れていくので、それを確認したらセージの火を消して、灰を捨てて終了よ」
思っていたより簡単そうです。火の始末にさえ気をつければ問題ないようでした。あとはね、と友人が言葉を続けます。
「流水ですすいだり、お水で洗ったりする方法もあるよ。お手軽なのは月光浴かな」
「月の光に当てるの?」
「そうよ」
「私の部屋、直接月の光があたらないんだけど、いいのかな」
「夜気に当てるだけで十分。あとは同じ要領で日光浴もあるんだけど、アメジストは太陽光にあたると褪色しちゃうから、やっちゃ駄目」

色々な浄化方法がありますが、この会話の中にでてきたのはほんの一部でしかありません。日光浴、月光浴、流水、セージ、お香、アロマオイルなど色々あります。ティンシャやクリスタルチューナーなど音の浄化はどんな石にもつかえるので便利です。基本的に色石は日光NGと思っておいていいでしょう、褪色します。お店などで石を買ってから初めてすることと言えば、石の浄化かもしれませんね。

二人は喫茶店で別れ、それぞれの帰途につきました。石初心者さんは帰宅してすぐに浄化をしようとしています。セージに火をつけて煙の中を何度かアメジストファントムをくぐらせました。だんだん煙も離れていくのでこれで終わりかな、とセージの火の始末をして改めてアメジストファントムを眺めます。
やはり何となくですが石が綺麗になっています。透明感が増して中のファントムが綺麗に見えます。石って思ってたより人間らしさを持っているのかも……。そんな事を考えながらアメジストファントムを眺めていると……小人さんが石の中にいます。しかも手を振っているのです。おとぎ話の世界に入り込んでしまったかのように、彼女はしげしげと石を見つめてしまいました……。

不思議なことがおこりましたが、石が大好きな人なら似たような経験があるかもしれません。石にはそれぞれの精霊(スピリット)が宿っています。石初心者さんが見たのはアメジストファントムの精霊です。次回は、どう石の精霊とファーストコンタクトをとるかをお話ししたいと思います。

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